こんにちは、LOCUS採用コンサルティング局の瀧口です。
今回は「通年採用だからこそ活かせる動画活用術」についてお伝えします。
通年採用におけるインターンシップの重要性
ご存知の通り、就活ルールの撤廃により「よーいドン!」の採用活動は終わり、既に各社が「早期接触」「早期囲い込み」に向けて動き出しています。
その取り組みの一環として、ここ数年多くの企業が取り組んでいるのがインターンシップです。
学生としてもいち早くインターンシップを通じて会社や仕事を知り、自身の就職活動に活かしていきたいという考えが強く、マイナビ社の調べでは、20卒学生のインターンシップ参加率は72,8%、経験者の参加社数平均は3社と、ともに過去最高を更新しています。
引用元:マイナビ「2018年度マイナビ大学生インターンシップ調査」より参照
インターンシップに参加した理由としては、「企業・職種理解」「就活の予行演習」など、後の就職活動を見据えた活動であることが多く、1~2日ほどの職場体験や長くとも1週間のプロジェクトなど、短期のインターンシップに対する人気・需要が高いことがわかります。(まだ会社や仕事のことがよく分からないうちに、長期間拘束されるのはイヤ、できるだけ多くのインターンシップに参加したい、という気持ちの表れでしょう)
引用元:マイナビ「2018年度マイナビ大学生インターンシップ調査」より参照
インターンシップで経験できることを動画でイメージさせる
インターンシップを実施しようとする企業が増えれば増えるほど学生集客という意味では他社との競争になりますので、近年はインターンシップそのもののプロモーションに注力し、集客UPを狙う企業も多くなっています。
弊社調べによる各企業のコンテンツ決定タイミング。2018年は例年に比べ7月の動画検討が増え、夏インターンなどに向けたコンテンツ制作の流れが生まれています。
そこで今回は、インターンシップ種類別のプロモーション動画をご紹介いたします。
▶︎説明会型インターンシップ動画(パナソニック産機システムズ株式会社)
1dayインターンシップとして、「就職活動とは、働くとは、仕事とはなにか」という根本の部分を徹底的に講義形式で学生に説明していく、説明会型のインターンシップです。
実際の講義と参加した学生の反応を拾うことでそのインターンシップの影響度を伝え、参加してみたいという意欲を掻き立てます。
▶︎実践型インターンシップ動画(株式会社ネットプロテクションズ)
5日間にわたって「『次のアタリマエ』となる新規事業を立案せよ」という事業立案型のプログラムを行い、実際の事業責任者からフィードバックをもらうというインターンシップ。
学生・社員の本気度が伝わる動画に仕上げており、採用サイトに掲載することで閲覧学生の滞在時間向上・エントリー率向上にも寄与しています。
▶︎課題解決型インターンシップ動画(株式会社リクルートキャリア)
最後に紹介するのは、株式会社リクルートキャリアが展開しているSPIRITという宮城県女川町で行われたインターンシップを長編のドキュメンタリー形式で記録した動画です。
22分とかなり長尺ですが、受け入れ企業の本気度、学生のプログラムを通した熱意と成長がしっかり盛り込まれており、リアルな現場がイメージできる臨場感に溢れたコンテンツです。
まとめ
学生のインターンシップへの参加意欲が高まっている中、実施する企業も増えています。「とりあえずやってみる」ではなく、確実に学生を集めるためには「自社のインターンに参加するとどんな経験ができるのか」「どんな学びを得られるのか」をしっかりイメージできるようなコンテンツ(動画)が鍵となります。
LOCUSの採用コンサルティング局では、クライアントの採用課題や採用ターゲットから紐解き、有効なインターンシップ内容の設計から集客プロモーションまで一貫してお手伝いできますので、少しでも興味がおありでしたらまずはご相談をお待ちしています!