NEWS プレスリリース/お知らせ

2017-12-01 12:00

動画活用の新しいカタチ 脳卒中後遺症患者への動画によるオンラインリハビリコーチングを実現 ~ 専門家によるオンラインカウンセリングを通じて数百種類のリハビリプログラム動画から最適なものを提供~

株式会社LOCUSは、脳梗塞に特化した保険外リハビリサービスを提携する株式会社ワイズと脳梗塞患者のリハビリ領域に対して、動画を活用した新たなコミュニケーションの取組みを開始いたしました。

 株式会社LOCUSは、株式会社ワイズと提携し、株式会社ワイズが提供開始しました動画によるオンラインリハビリコーチングサービス、オンライン「リハビリコーチ」に対して、専門家監修の480本のリハビリプログラム動画を制作しました。今後はリハビリに必要な動画の追加制作や利用状況に応じた動画の修正、動画を活用したマーケティングを担うことで、オンラインを活用した安価で手軽な遠隔在宅リハビリコーチングサービスの拡大に貢献します。

今回の取組みの背景

 株式会社LOCUSは創業以来動画を軸として様々な事業展開を行っております。今後のAR・VR・IOTなど新たなデバイスやテクノロジーの進化、5Gの普及によるさらなる動画視聴環境の整備といった環境変化に対応し、社会的課題のある領域に対して動画を活用した新たなコミュニケーションの開発に取り組んでおります。

 このたび、脳梗塞に特化した保険外リハビリサービスを提供する株式会社ワイズと提携し、脳梗塞患者のリハビリ領域に対して、動画を活用した新たなコミュニケーションの取組みを開始いたしました。

 

脳梗塞患者のリハビリ環境について

 厚生労働省の「平成26年患者調査の概況」によると、現在、脳血管疾患の総患者数は117万を超えます。そのうち、脳出血を含めた脳卒中患者で後遺症をもつ発症者は6割とされます。また2025年には脳血管疾患の患者は300万人に達し、退院後もリハビリが必要になる患者は150万におよぶという予測もあります。現状の仕組みではなかなか思うようにいかない、また距離の問題や経済的な理由から社会復帰を目指したくともそれ相応のリハビリが受けられない患者が相当数になることが予測されています。

 

オンライン「リハビリコーチ」の概要

 オンライン「リハビリコーチ」は、脳卒中後遺症患者の自主リハビリを、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などの専門家がスマホやタブレットを通じて徹底的にサポートするサービスです。

 スマホやタブレットとインターネット環境があれば、在宅で手軽に専門家による自主リハビリに取り組むことができます。

具体的な特徴は以下になります。

 

・株式会社ワイズが運営する脳梗塞リハビリセンターの約2,000人のリハビリ実績にもとづくノウハウが詰まった動画を閲覧して自主リハビリに取り組むことが出来ます。

 

・カウンセリングサービスとして、オンラインのビデオチャットを活用し、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が脳卒中後遺症のリハビリやお悩み事、ご相談への回答、アドバイスを行います。

 

・リハビリコーチングサービスとして、オンラインのビデオチャットを活用し、対面での評価、リハビリ目標の設定や目標に沿った自主リハビリの計画、動画を用いた自主リハビリ指導、自主リハビリ実施後の症状の評価と説明を行います。

 

本サービスの推進については株式会社ワイズが主体となって行い、株式会社LOCUSは主に動画コンテンツ制作、利用状況に応じた動画修正、動画を活用したマーケティング等を担います。

サービス詳細ページ http://noureha.com/coach/

 

今後の展開

 株式会社LOCUSは社会的課題のある領域に対して専門的な知見やノウハウ、実績を持つ会社と連携して、動画を活用した新たなサービスを開発・提供していきます。

 

<本件に関するお問い合わせ>

株式会社LOCUS

社長室:尾藤 広将

TEL:03-3461-1477

E-mail:bitoh@locus-inc.co.jp

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