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2019-11-25 12:22

【研修 × 動画】 研修用動画を採用するべき8つの理由!〜最新の活用事例を紹介〜

 

「人財」という言葉があるように、企業にとって優秀な社員は貴重な財産であり、企業の存続と成長には欠かせない存在です。そのため、多くの企業が人材採用と同様に社員研修にも力を入れています。そして昨今関心が高まっているのが研修での動画の活用です。
さて、研修用動画にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

 

こんにちは、LOCUS 採用コンサルティング局の秋山です。

景気回復傾向にあるアメリカでは今、企業が社員教育に充てる予算の額が毎年2桁以上の伸び率で増えています。特に、業績が好調な企業ほど、社員教育に大きな予算を割いているとの調査結果も出ています。
GE、モトローラ、フィリップスなどの大企業は、一般的な企業の2倍から3倍の予算を社員教育に投入しているそうです。そして、この社員教育の分野でも動画の活用が広がりを見せています。

 

7割の企業がオンライン研修を利用

2018年の「社内教育の傾向に関する調査」では、オンライン研修が積極的に導入されている傾向がわかるデータがあります。

■研修などの社員教育は今後どんなスタイルを検討されていますか?

■eラーニングの活用状況について教えてください。

導入している日系企業の45%、外資系企業の53%が活用範囲を増やしていくという回答からわかるように、企業が研修動画を導入する動きはますます加速するだろうと考えられます。

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研修動画導入の8つのメリット

このように、企業が積極的に研修動画を取り入れる理由はどこにあるのでしょうか? 研修用動画の8つの利点を見ていきましょう。

1、従業員のパフォーマンス向上を期待できる
従業員は、その企業のビジョンや戦略、社会にもたらしている価値、自身のポジションの役割への理解が深まるほど、仕事に対して誇りを感じ、パフォーマンスが向上すると言われています。書類などよりも深い理解促進を図れる動画を用いることで、仕事に対するモチベーションや満足度が高まり、パフォーマンスが上がり、さらなる業績アップという好循環を生み出す可能性を秘めています。

2、コストパフォーマンスが高い
従来の講義型の社員教育では、研修を行うたびに会場費や講師を雇うコストが発生します。一方、動画で研修を行う場合も、動画制作には一定の費用がかかります。しかし、動画は何度でも使用できるため、長期的に見れば動画の方がコスト効率が良いと言えます。
もうひとつの視点として、大企業では1つの動画で大勢の社員の教育が行えるので、そのスケールメリットは大きなものです。米Microsoft社は、講義スタイルの研修では1人あたり320ドル/時間かかっていたのに対し、研修動画を導入することで、1人あたり17ドルまで削減することができたというレポートを出しています。
また、中小企業においても、上級社員が時間を割いて研修を行うとその時間の業務が滞ることを考慮すると、動画制作は費用対効果の高い投資と考えるべきでしょう。

3、場所や時間を選ばない
従来の講義型の社員教育では、講師と受講者を同じ場所、同じ時間に集める必要がありました。しかし、研修用動画であれば、各自の都合のよい時間に、自分のデスクで研修を受けることができます。必要なときにいつでも見直せる点も大きなメリットです。
新卒一括採用時だけでなく、中途採用を行っている企業でも、新入社員が入社するたびに研修を行う時間と手間を省くことができます。

4、研修期間を短縮できる
研修動画にいつでもアクセスできる環境を用意すれば、社員は各自のペースで学習を進められるため、時間的な効率が上がります。
また動画を用意しておけば、社員は入社したその日から必要な研修を受けられるので研修期間が短くなり、結果として早く現場で活動できるようになります。

5、教育レベルの標準化を図れる
社外講師や上級社員が教育を行うと、その人の教え方や環境により、教育レベルに差が生じます。同一の研修動画を用いることで、社員のレベルを等しく底上げしていくことが期待できます。
世界展開しているグローバル企業も、動画を多言語化することで、世界中で同じレベルの教育を行うことが可能となります。

6、視覚的に学べるため学習効果が高い
文章や写真が主体のテキストを使って学習するよりも、実際の仕事のデモンストレーションなどを動画で視覚的に学ぶ方がはるかに効果的で理解度も高まります。
また、文字よりも動画の方が記憶に残りやすいです。(https://www.movie-times.tv/study/statistics/6354/)
例えばソフトウェアの操作方法などを学習する場合、自分のパソコンを使いながら、デモンストレーションに沿って体験することで、慣れた環境で効率的に学習を進めることができます。
あるいはエンドユーザーと接するサービス業や小売業などの場合、コミュニケーションの見本として、声のトーンや話すスピード、姿勢などの文字や写真では表せない部分も、動画ならリアルかつ具体的に解説することができます。

7、拡張性が高い
動画内にリンクを貼って一時的に自社サイトなどにアクセスさせたり、オンラインテストを受けさせるなど、視聴するだけにとどまらない、インタラクティブ性を持たせることができます。既存のEラーニングプログラムと統合させることもできるでしょう。

8、学習モチベーションを維持しやすい
音楽や効果音、CGアニメーションなどのさまざまな演出で見る人の興味を引きつけることのできる動画は、視聴自体に対する意欲を高め、学ぶことへのモチベーションを高い状態に保つことができます。

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研修動画導入事例

FCE トレーニングカンパニー様 <電話応対~ビジネスにおける役割と特徴~ on Vimeo>


https://youtu.be/NJw6Lnv25xk
キャストを起用し、視聴者に向かって語りかける形で研修を行います。
講師の方が言葉で説明しているだけでなく、モーションを加え、分かりやすく説明しています。撮影は白背景のスタジオで行っています。

チョイスホテル様 <マニュアル動画>


https://youtu.be/y52xkpbiBFI
実際に接客をしながらポイントはテロップにまとめて表示し、業務内容が分かるように工夫されています。マニュアル動画なので細かい説明が入るようになっています。

アプレシオ様 <研修動画>


https://youtu.be/tkTu3u-GKUE
細かいマニュアル動画というよりも、入社された方に対して簡単な企業の説明や全体的な仕事の内容を説明する動画になっています。

三井不動産商業マネジメント株式会社様 <研修動画>


https://www.locus-inc.co.jp/works/334581024/
施設で働く人を紹介するシーンでは、実際に働いている従業員の方にご出演いただきリアルさを出し、良い例と悪い例を紹介してBGMを細かく付け楽しく視聴できる演出を加えています。メッセージを最初と終わりに付けることで働くことへのモチベーションを上げる工夫をしています。

※その他の制作事例は下記ページにて紹介しております。
 LOCUS制作実績 https://www.locus-inc.co.jp/works/

まとめ

研修動画には、企業側にも従業員側にもさまざまなメリットがあることが分かります。企業にとって、新入社員が早く現場で活躍できるに越したことはありません。コストを抑えながら、効果的かつ効率的に社員教育ができる研修動画の活用を積極的に検討してみてはいかがでしょか?

ただし、動画であればどんなものでも構わない、というわけではありません。
よりその効果を高めるために、研修動画を制作する上でポイントをおさえて事例を今後もご紹介していきます。

 

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