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2023-04-04 21:51

動画制作の費用の内訳や費用を抑えるためのポイント

今回は動画制作の費用の内訳や費用を抑えるためのポイントを解説します。
動画制作に含まれる代表的な費用は以下となります。

 

a) リサーチ

市場やクライアントの競合他社の調査分析、ターゲットユーザーの調査としてペルソナに基づいたグループインタビューやアンケートなど

 

b) 動画の企画・構成

・リサーチデータやマーケティング戦略に基づいた動画の役割に適した動画の企画構成

・動画のコンセプトやコピーライティングの策定

・ストーリーボード(画コンテ)の作成やシナリオのライティング

 

c) プリプロダクション(撮影に入る前に行う準備作業)

企画・構成・脚本や画コンテの完成、オーディションなどを経てのキャストやスタッフの決定、美術の作成や小道具の手配、全体の制作スケジュール、撮影時の香盤表、ロケハンなど

 

d) 撮影

・撮影人件費
ディレクターやカメラマン、照明、音声、アシスタント、ヘアメイク、スタイリスト、プロデューサーなど撮影に携わる人件費

・機材レンタル費
通常機材:カメラや照明機材、音声機材など撮影に必要な機材のレンタル費用

・特殊機材費
 -クレーン・ジブアーム
高い位置からや映像に高低差などの撮影に動きをつけるための機材

-ステディカム・ジンバル
カメラで動画を撮影するときの手ブレを補正できガタつかずに滑らかな動画を撮影するために便利な機材

-ドローン
撮影には専門資格が必要となりますが空撮や高所からの映像撮影を実現する機材

-360度カメラ
360度の撮影が可能な専門カメラ

-ハイスピードカメラ
動画の演出としてスローモーション動画の表現を行う上で必要なカメラ機材

・スタジオやロケーション、セットなど
撮影スタジオのレンタル費やセット、演出で必要な小道具、その他衣装などの費用

・キャスト
俳優やモデルなど動画に出演するキャストやエキストラへのギャラ

・その他
撮影場所やドローン撮影の許可取得にかかる費用

 

e) 編集

・映像編集
カットや映像効果を加えた編集、テロップ挿入、図版やイラスト作成、カラーグレーディング(色やコントラストの調整)、キャラクターやテキストアニメーションの制作、3DCGの作成など

・楽曲/BGM
オリジナルの楽曲作成や利用に必要となるライセンス費、BGMの購入費用

・ナレーション収録
ナレーターの報酬や録音スタジオレンタル費用、スタジオスタッフの人件費

 

これらの費用は、プロジェクトの規模や目的、動画の種類や品質によって異なります。最終的な費用は、制作会社との交渉や見積もりによって決まります。動画制作においては、明確な要件と予算を設定し複数の制作会社から見積もりを取得することで、適切な費用とサービスが提供されるパートナー企業を見つけることができます。また、費用削減や効率化のために以下のポイントを検討してください。

 

1、要件定義書の策定やラフ構成の作成

動画制作の目的や要件を明確にするのはもちろんですが、体裁は整っていないとしてもラフの企画構成を用意することで、動画制作会社とのやり取りがスムーズになるため余計な費用を抑えることができます。

 

2、撮影場所やキャストの提供

自社のオフィスなど撮影場所の提供やエキストラなどを自社スタッフが出演することによってスタジオレンタル費やキャストのギャラを抑えることが出来る場合があります。

 

3、タスクの外部委託

全て動画制作会社に依頼するのではなく特定の業務(例:キャラクターや楽曲作成など)を他の専門家やフリーランスクリエイターに業務を委託することで、素材費を抑えることができる場合があります。

 

4、長期的なパートナーシップ

複数のプロジェクトで同じ制作会社と協力することで、コスト削減や効率化が図れることがあります。長期的な関係を築くことで、相互の理解が深まり、より効果的な動画制作が可能になるでしょう。

 

5、無料・低コストのリソース活用

フリーや購入素材のイラストや音源を利用することで、オリジナルではないですが素材費を抑えることができます。利用の際は活用メディアなどの条件が設定されているケースがありますので著作権やライセンスに注意して活用してください。

 

最後に、動画制作の費用は、品質や効果とバランスを取りながら慎重に検討することが重要です。最適なパートナー企業と協力し、効果的な動画制作を目指しましょう。

LOCUSでは累計200,000本以上の動画制作の実績がございますので、ビジネスで動画活用に興味がございましたらお気軽にお問合せください!

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