CLIENT INTERVIEWS 日本フードデリバリー株式会社様のインタビュー

日本フードデリバリー株式会社様

動画は強力な営業補助ツール。『人の顔が見える』動画が店舗開発に役立っています

全国285店舗の仕出し弁当業者が集結する『くるめし弁当』をはじめ、『三ツ星Deli』や『シェフコレ』など、飲食宅配事業のポータルサイトを提供する日本フードデリバリー株式会社。

今回は、この注目の新鋭企業の代表取締役を務める石川聡氏に、動画コンテンツの営業効果や今後の可能性についてお話をお伺いしました。

まず動画プロモーションを始めた時期、きっかけについてお聞かせください。

石川氏:ウェブサイトを見た利用者へアプローチするためではなく、飲食店舗の方々に弊社サイトへの掲載を促すための店舗開発営業ツールとして動画を導入しました。

弊社は東京と大阪に事務所を構えているのですが、今後はそれ以外の地域でもサービスを展開したいと考えています。しかし、せっかく新規掲載のお問い合わせをいただいても、営業の人員が限られているために、地方によってはすぐに足を運ぶことができないこともあります。 とくに地方では電話だけのコミュニケーションに不安を覚える方も多いため、弊社の社員の顔を見ることができ、かつ弊社のサービスや商品をわかりやすく伝えられる動画の営業ツールが欲しいと思っていました。

営業担当者が実際に訪問するまでに少し期間が空いてしまう場合は、事前に動画をご覧いただくことでサービス内容を知っていただくこともできますし、顔を合わせて営業活動をする場合も、動画をご覧いただきながら担当者が説明を進めるなど、有効に活用しています。少人数での店舗開発だからこそ、動画が営業の補助ツールとしてとても重要な役割を担っているのです。

動画を活用して、どういった効果が得られましたか?

石川氏:ウェブサイトに動画コンテンツを掲載した結果、店舗さま側からのお問い合わせが増えました。社内での評価も上々です。当初は映像作成コストの点で厳しい意見もあったのですが、今ではそれを覆すほどの評価を得ています。

コストパフォーマンスの面でも優れていると感じます。新しい営業担当者を一人雇って2~3か月分の給与を支払った場合と、動画を1~2年使用した場合のパフォーマンスを比較し、動画のほうがパフォーマンスを出せるのではないかと判断しました。

制作した動画を見ていただくことで獲得する成約数は、営業1名が新規開拓を2~3ヶ月行った成約数とほぼ同数か、直接お会いできない地方の店舗さまにおいては20%ほどの成果が上がるという期待値をはじき出したのです。数値にこだわるつもりはありませんが、社内では営業ツールとして非常に評価が高いですね。

動画の制作にあたり、どのようなこだわりやコンセプトをお持ちでしたか?

石川氏:「人の顔が見える」というのがコンセプトでした。ご加盟いただいている人の顔、ウェブサービスを利用している一般ユーザーの顔など、人の顔を見てもらうということに重きを置きました。今後は全国展開をさらにすすめたいという目標があるため、その目標に即した内容になるよう出演いただく方の人選にもこだわりました。私自身と一緒に出演してもいいといってくださる店舗経営者の中で、弊社サービスで特に実績を上げている方を選びました。

「くるめし弁当」加盟店募集動画

コンテンツの内容はどのように決定していかれたのでしょうか?

石川氏:動画の内容は弊社の持っていたアイディアをLOCUSさんがブラッシュアップして仕上げた形です。LOCUSさんに内容を組み立ててもらい、その提案について弊社が要望を述べたりしながら、お互いの方向性を調整してきました。絵コンテなども作っていただき、非常にわかりやすかったです。

制作途中のものと編集を経たものでは、全く映像の印象が異なります。制作を依頼する顧客側にとって制作途中の動画の確認作業はなかなか難しいのですが、初期のオリエンテーションの時点から弊社の意向をほぼ理解いただいていたこともあり、希望通りの動画が完成しました。

動画制作の工程において貴社とLOCUSのそれぞれの役割をお聞かせください。

石川氏:制作工程で弊社側の役割負担が少ないことが動画制作の条件でした。弊社では動画制作に人員を割くことが難しかったので、制作をほぼLOCUSさんにお任せしました。 動画コンテンツの中でも重要な部分を占めるディレクションも今回はLOCUSさんにお願いしました。バッファ(余裕)を持って編集のスケジュールを進行していただけたこと、また、ナレーションを決める際には、声色の使い方のサンプルをたくさん提出してくださり、「男女どちらのナレーターを希望するか」など、細かな希望を聞いてくださったことも、とても良かったです。

使用するメッセージや説明部分も8割方はLOCUSさんに考えていただき、弊社は制作過程の要所で確認をしたり判断をしたりするだけで、制作を終えることができました。進行管理やスケジューリングも意向通り、弊社側の負担が少なく満足しています。

今後はどのような動画活用方法を検討されていますか?

石川氏:弊社のケータリングサービス事業に動画を活用できないかと検討中です。現在と同様に営業ツールとして活用する可能性もありますし、店舗のリクルーティングやPRに使用する手もあります。弊社の人材募集で利用するのもいいですね。私以外にどういった社員が働いているのかを具体的に見ていただけますから。

LOCUSさんには、次回もまたぜひ動画制作をお願いしたいです。前回の動画制作の課題を踏まえて両者間でしっかり意思確認を行うことで、よりよい動画コンテンツがよりスムーズに制作できると期待しています。

日本フードデリバリー株式会社様の制作映像

企業プロフィール

日本フードデリバリー株式会社

2010年8月創業。企業の仕出し弁当やテレビ局のロケ弁など、法人向けに特化したお弁当の検索サイト「くるめし弁当」や「三ツ星Deli」や「シェフコレ」などの飲食宅配事業のポータルサイト運営。

ポータルサイトの運営以外にも店舗のコンサルティングや配送ソリューションの提供も行う宅配飲食業界で注目の新鋭企業。

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