
iMovieの使い方を徹底解説!企業動画を内製するコツを初心者向けに紹介
「iMovieを使って自社で動画を作りたいが、本当にビジネスで使えるレベルのものが作れるのか」「無料ツールでどこまでクオリティを担保できるのか不安」このような悩みをお持ちの企業担当者の方は少なくありません。実際、iMovieはApple製品に無料で付属する動画編集ソフトでありながら、 正しい使い方を理解すれば、企業の動画マーケティングにおいて十分な成果を出せるツールです。
本記事では、2,000社以上の動画制作支援を行ってきた弊社の知見を踏まえ、iMovieの基本操作から企業が成果を出すための戦略まで、幅広く解説します。
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iMovieとは?企業が知っておくべきその特徴
iMovieは、Apple社が提供する無料の動画編集ソフトウェアです。Mac、iPhone、iPadといったApple製デバイスに標準搭載されており、追加費用なしで利用できる点が最大の特徴です。直感的なインターフェースを持ち、専門的な知識がなくても基本的な動画編集作業を行えるよう設計されています。
企業がiMovieを選択するメリットとして、まず 導入コストがゼロであることが挙げられます。Adobe Premiere ProやFinal Cut Proといった有料ソフトは月額数千円から数万円のコストが発生しますが、iMovieであれば初期投資を抑えながら動画制作をスタートできます。また、Apple製品間でのシームレスな連携も魅力です。iPhoneで撮影した素材をMacのiMovieで編集し、そのまま書き出すという一連のワークフローを、追加のファイル変換なしに実行できます。
一方で、iMovieには機能的な制限もあり、複雑なモーショングラフィックスやアニメーション制作には向いていません。また、出力形式も限定的で、業務用途で必要とされる特定のコーデックへの書き出しができない場合があります。つまり、iMovieは 「万能ツール」ではなく、「特定の用途に適したエントリーツール」として位置づけるべきなのです。
iMovie動画編集の操作について
iMovieは直感的なインターフェースが特徴ですが、ビジネス動画として通用するクオリティに仕上げるためには、我流ではなく「効率的な編集フロー」を身につけることが近道です。
ここでは、初心者でもすぐに実践できる「基本操作」と、動画の完成度を一段引き上げるための「応用操作」に分けて、実務で使えるテクニックを順に解説します。

iMovieの基本操作
動画の新規作成
アプリを立ち上げ「新規ムービー作成」をタップします。シンプルにムービーを編集するか、テンプレートを使用して映画の予告編のような飾られた動画を制作するかを選択できます。
基本的にはムービーを選択して、動画の選択画面に移動します。予告編を選択すると、エフェクトのついた華やかな動画を制作することができます。
撮影した動画素材を取り込む
使いたい動画を取り込みます。「+」ボタンをタップすると、動画/写真/オーディオを取り込むことができます。
使いたい動画や写真素材をすべて選んで取り込みます。

動画を並べる
取り込んだ動画素材をタイムライン上にドラッグ&ドロップで並べます。時系列で順番に並べることができます。
映像や画像は上段に、音声は下段に表示されます。

動画をトリミングする

編集したい動画を選択すると、モニター画面に表示されます。表示された動画には再生ボタンが表示されるので、再生するとリアルタイムで編集したい動画が再生されます。再生されると同時にタイムライン上の再生バーも連動して動きます。トリミングしたい動画の箇所を再生したり、再生バーを動かしながら決定します。
動画の前後のいらない箇所をカットしたい場合は、動画の端をタップして掴み左右に移動させることで、調整ができます。
動画の分割/削除
動画素材の前後を消すのではなく、途中でカットして一部を削りたい時などの場合は、分割と削除ツールを使います。編集したい動画を選択し、ツールの分割を選択し、タイムライン上をハサミでカットするように分割することができます。いらない部分は選択して削除ツールで削除できます。
動画にトランジションを挿入
それぞれの動画を適切なサイズに編集したら、動画と動画のつながりを編集します。動画はそれぞれドラッグ&ドロップで前後を入れ替えたり、隙間を縮めることができます。クリップとクリップの間に隙間があると黒い背景として表示されてしまうので、動画と動画の間はしっかりと詰めましょう。
詰めた動画の間にはトランシジョンエフェクトという動画の切り替わりをスムーズにするエフェクトをかけることができます。ディゾルブやスワイプなどのデフォルトのエフェクトをかけるだけでも十分に本格的な動画に仕上げることができます。
画像を置く
タイムライン上には、画像を置くことも可能です。ただし、サイズが動画のサイズ感と合わなかったり、表示される時間が短すぎる場合があります。
画像のサイズは、タイムライン上で画像を選択し、拡大縮小ツールで調整します。できるだけ背景を潰したい場合は、少し画像の一部が背景からはみ出しますが、大きめに調整して隙間を埋めます。大きすぎる画像も同じように縮小して調整します。画像はデフォルトで置くとコンマ数秒しか表示されません。動画のトリミングと同じように画像の端を摘んで、タイムライン上で表示時間を調整することができます。実際に再生してみて確認し、どのくらいの長さがちょうどいいかを調整してみましょう。
通常は3秒~5秒程度が適当とされています。 画像も動画と同じように動画との間でトランシジョンエフェクトをかけることができます。
サウンドの編集
撮影された動画は多くの場合はそのままでも綺麗に聞こえますが、撮影対象が遠くにいたり、声がうまく拾えない時などには音量調整をしたいものです。
音声を編集したい動画クリップを選択し、音声ツールで音量を調整します。音声に雑音が多い場合は、ミュート設定することもできます。 動画に含まれる音声だけでなく、BGMや別の音声を動画に追加する要領で追加することもできます。デフォルトでいくつかのBGMやサウンドエフェクトを使用することができます。
動画にタイトル/テロップを入れる
動画を綺麗に編集できたらタイトルやテロップを適宜入れるとより本格的な動画をつくることできます。ここでは簡易にタイトルを表示することを解説します。
タイトルを入れたい動画の先頭あたりのタイムラインを表示します。タイトルを挿入したい動画クリップを選択し、文字ツールを選択します。すると中央にダミーの文字タイトルが表示されます。タイトル部分をタップして文字情報を書き換えます。文字の色/フォントをインスペクタから変更できます。サイズや位置は文字の端をタップしてつまんで変更できます。 スタイルをタップすると、表示される文字にエフェクトがかかった動的なタイトルを作成することができます。「なし」を選択するとシンプルに文字だけが表示されます。タイトルテキストも、他の動画素材同様に表示時間をトリミングによって調整できます。テキストクリップの端をつまんで、長さを調整できます。テロップやキャッチ、エンドクレジットを挿入したい場合は、同様に新たにテキストを作成して挿入することができます。

動画の書き出し
編集した動画は、そのままでは他のアプリやデバイスで視聴できません。編集した素材を書き出して、さまざまなメディアで視聴可能な状態にする必要があります。
画面上の共有ボタンをタップして動画を書き出します。書き出しの際に、iTunesやYouTube、FacebookなどのSNSへの配信を選択することもできます。動画として保存したい場合は「ファイル」を選択します。
解像度/品質/圧縮を設定し、MP4かMOVで書き出すことができます。
○MP4ならば画質をいくつかのレベルから選択することができます。
○MOVで書き出すことによって高画質な動画に仕上げることができます。
制作した動画をSNSにアップロードする
編集した動画を動画として書き出すことで、LINEやメッセンジャーなどのSNSやメールに添付することができるようになりますが、容量が多くなると添付が難しくなる場合があります。
その場合には、YouTubeやVimeoにアップロードして限定公開でリンクを送付することをおすすめします。素材が重くなることを避け、どんなデバイスでも視聴することが可能になります。その方法を説明します。
○共有設定で、YouTubeやVimeoを選択する
○各々に必要なタイトル/説明/タグ/解像度情報/公開カテゴリをチェックする。友人や知人のみに限定して公開したい場合は、限定公開に設定する必要があります。全体公開にすると不特定多数に視聴できるようになります。
○動画の保存/アップロード
保存先を設定して動画を書き出します。
同時に各メディアにアップロードできます。書き出しやアップロードには数分から場合によっては1時間以上かかる場合があります。回線状況や動画の容量に注意してアップロードする必要があります。
スマホでアップロードするならばWi-Fi接続、パソコンでアップロードするなら有線接続した方が円滑にアップロードができます。 アップロード中にWi-Fiの接続が切れたり、電源が落ちることのないよう、デバイスをアップロード中は動かさないでいい状態を維持する必要があります。
○動画のリンクを共有する
アップロードが完了したら各メディアの共有設定からリンクをコピーしたり、メールやLINEに転送して共有することができます。 ひと手間かかりますが、友人などに動画をストレスなく見てもらうためにはこの方法が一番有効だと考えられます。
iMovieの応用操作
基本的な動画編集ができれば撮った動画素材を他人と共有する分には問題がありません。しかし、最近はSNSなどを使って動画を視聴してもらうことがビジネスに直結することが多々あります。
iMovieを使ってより見やすく視聴欲求に応えるような映像編集はどのようにすればいいのかをいくつかのパターンで紹介します。
BGMや効果音を使用する
回想録やダイジェスト映像をつくる時に、タイトルと映像のトランシジョンだけで時系列に並べるだけでは物足りなく感じる時があります。そんな時は、バックグラウンドに躍動感のあるBGMをつけることで怠惰なイメージ動画をエネルギッシュなものに変化させることができます。
iMovieに備えつけの音源でも構いませんが、最近は著作権フリーの無料素材にもさまざまな音源があります。検索してダウンロードし、iMovieに取り込むだけで、自分だけのオリジナルのハイクオリティな映像に仕上げることができます。また、BGM同様に効果音をトランシジョンやインパクトのある場面に差し込むと、やはり印象を強める効果があります。やりすぎると下品になったり安っぽくなったりする場合もあるので、やりすぎには注意しましょう。
動画に見出し/テロップを入れる
動画を視聴する際に、映像だけでは情報が伝わりきらない場合があります。特に言葉を発して何かを伝えたい時に、聴覚情報だけでは正確になんと言っているのか、何を伝えたいのかわからない場合があります。そんな時に見出しやテロップを視覚的に組み込むと情報はより伝わりやすくなります。昨今のテレビや人気動画の多くが、テロップを挿入して視聴者へ伝わりやすい工夫をしています。
テレビやYouTubeのように彩り豊かなテロップを入れるのは、なかなか大変な時間と手間がかかりますが、話の区切りや場面転換の度にシンプルに見出しを差し込んだり、印象的な発言をテロップで少し大きめに表現するだけでも、映像の印象が大きく変化します。
スマホ時代になって、電車やバスで移動中など、場面によって音声をミュートして視聴する傾向が多くなりました。それ故にテロップや見出しがあると、視聴者が場所を選ばずに視聴するようになり、より多くの視聴欲求に応えることが可能になるのです。
イメージ映像や画像を重ねる
特に何かのテーマがある映像であったり、インタビューなどのトークがメインになる映像の場合、テーマや話の内容を想起させる映像が重なって表現されると、より視覚的に情報を伝えやすくなります。
例えば美味しいラーメンの話をしている時にラーメンの映像が差し込まれたり、政治をテーマに話をしている時に議会の画像が差し込まれると、視聴者は話の内容をより具体的にイメージすることができます。
イメージ映像や画像は、自分で撮り下ろしたものが理想ですが、やはり無料素材などでも手に入りますので、さまざまな形で入手して利用することができます。 自分のビジネスや宣伝に動画を有効活用したいと思っている方は、常日頃からそれらの動画素材をスマホで構わないので撮りためておくことが肝要です。

iPhone/iPad版iMovieの活用|モバイル撮影からそのまま編集
近年のスマートフォンのカメラ性能向上に伴い、撮影から編集までをモバイル端末だけで完結させるスタイルがビジネス現場でも定着しつつあります。iMovieのモバイル版を活用すれば、イベント速報やSNS用動画など、鮮度が命のコンテンツをその場で制作可能です。ここでは、PC版とは異なるモバイル版特有のメリットと、効率的な連携フローについて解説します。
モバイル版iMovieの特徴と活用シーン
iMovieはMac版だけでなく、iPhone/iPad版も提供されています。モバイル版の最大のメリットは、 撮影からその場で編集、公開まで一気通貫で行える点です。展示会やイベントでの速報動画、工場見学の記録、社員インタビューの簡易編集など、スピードが求められる場面で威力を発揮します。
操作性はMac版と異なりますが、基本的な機能(カット編集、テロップ追加、BGM挿入、書き出し)は同等に利用可能です。タッチ操作に最適化されたインターフェースで、直感的に編集作業を進められます。
ただし、長時間の編集作業や複雑なプロジェクトには向いていません。 モバイル版は「クイック編集」「初期カット」に特化したツールとして位置づけ、本格的な編集はMac版で行うという使い分けが現実的です。
iPhone/iPadでの基本操作フロー
モバイル版iMovieでの編集フローを簡潔に説明します。アプリを起動し、「プロジェクトを作成」→「ムービー」を選択します。次に、編集に使用する素材(写真アプリ内の動画・画像)を選択し、「ムービーを作成」をタップするとタイムラインに素材が配置されます。
カット編集は、タイムライン上のクリップをタップして選択し、クリップの端を左右にドラッグすることでトリミングできます。クリップを分割したい場合は、再生ヘッドを分割位置に合わせ、「分割」ボタンをタップします。
テロップ追加は、クリップを選択した状態で画面下部の「T」アイコンをタップします。複数のスタイルから選択でき、テキスト内容はタップして直接編集します。BGMは「+」ボタンから「オーディオ」を選択して追加できます。
書き出しは、画面下部の「共有」ボタンから行います。「ビデオを保存」で写真アプリに保存するか、直接SNSに投稿することも可能です。
Mac版との連携活用
iPhone/iPadで開始したプロジェクトをMacに引き継いで編集する「AirDrop連携」も強力な機能です。モバイル版で「プロジェクトを共有」からAirDropを選択し、Macで受け取ることで、Mac版iMovieでプロジェクトを開けます。
この連携を活用した効率的なワークフローの例として、以下のようなパターンが考えられます。現場でiPhoneを使って撮影し、移動中にiPhoneまたはiPadで粗編集(大まかなカット選定と順序決め)を行い、オフィスに戻ってからMacで仕上げ編集(テロップの細かい調整、カラー補正、音量バランス)を行う——というフローです。 場所を選ばず編集作業を進められるため、納期が厳しい案件でも対応しやすくなります。
iMovieで作る企業動画の種類別ポイント
「動画」と一口に言っても、社内資料として使うのか、顧客へのプレゼンで使うのかによって、求められるクオリティや構成のセオリーは全く異なります。すべての動画を一律の基準で作ろうとすると、無駄な時間をかけすぎたり、逆に品質不足で逆効果になったりします。ここでは、企業の動画活用で特に需要の高い4つのジャンルについて制作のポイントを解説します。
社内向け業務マニュアル動画
業務マニュアル動画は、iMovieで内製化する代表的なユースケースです。紙のマニュアルやPDF資料と比較して、 実際の作業手順を「見せる」ことで理解度と定着率が大幅に向上するというメリットがあります。
業務マニュアル動画を効果的に作成するポイントは、「1動画1トピック」の原則を守ることです。あれもこれもと詰め込むのではなく、「〇〇システムへのログイン方法」「経費精算の申請手順」といった単位で動画を分割します。これにより、必要な情報にピンポイントでアクセスでき、視聴者の時間を無駄にしません。
また、画面収録(スクリーンキャプチャ)を活用する場面が多くなります。Macでは「Shift + Command + 5」で画面収録を開始でき、そのままiMovieに読み込んで編集可能です。収録時はマウスカーソルの動きをゆっくり行い、視聴者が操作を追いやすいよう配慮してください。
営業支援・製品紹介動画
営業担当者が商談で使用する製品紹介動画も、iMovieで作成できる企業動画の一つです。ただし、この用途では 「誰が見ても同じ品質で製品の魅力が伝わる」という標準化が重要になります。
営業支援動画では、以下の構成を基本とすることをおすすめします。①課題提起(ターゲット顧客が抱える課題を言語化)→②解決策の提示(自社製品がどう課題を解決するか)→③具体的な機能・特徴の説明→④導入後のイメージ(ベネフィット)→⑤次のアクション(詳細問い合わせの案内)。この流れに沿って素材を配置し、テロップで要点を強調することで、説得力のある動画に仕上がります。
尺としては、2〜5分程度が目安です。商談の限られた時間内で視聴してもらうことを考えると、長すぎる動画は逆効果です。 「もう少し詳しく聞きたい」と思わせるところで終わるくらいが、その後の商談をスムーズに進めるコツです。
採用・企業紹介動画
採用活動における企業紹介動画は、求職者に自社の魅力を伝える重要なツールです。iMovieでも作成可能ですが、 ブランドイメージを左右する動画であるため、内製と外注の判断が特に重要になります。
iMovieでの内製が適しているケースとしては、社員インタビューのダイジェスト、オフィス紹介のウォークスルー動画、日常の仕事風景を切り取ったVlog風コンテンツなどが挙げられます。これらは「飾らないリアルさ」がむしろ求職者に好印象を与えるため、プロ仕様の高度な演出は必須ではありません。
一方、企業のビジョンや世界観を表現するブランドムービー、テレビCMのような採用広告動画は、専門の制作会社に依頼することを強くおすすめします。これらは企業の「顔」となる動画であり、クオリティの妥協が採用ブランド全体に悪影響を及ぼすリスクがあります。
SNS向け短尺コンテンツ
Twitter(X)、Instagram、TikTok、LinkedIn向けの短尺動画は、iMovieで効率的に量産できるコンテンツです。 SNS動画は「量と頻度」が成果を左右するため、コストを抑えて継続的に投稿することが戦略上重要になります。
SNS向け動画のポイントは、冒頭1〜2秒で視聴者の注意を引くことです。スクロールの手を止めてもらうために、最もインパクトのあるシーンを冒頭に配置します。また、音声なしでも内容が伝わるよう、テロップを活用することが必須です。
iMovieでSNS向け動画を作成する際の注意点として、アスペクト比(画面の縦横比)があります。iMovieは基本的に16:9(横長)のフォーマットで編集しますが、InstagramリールやTikTokでは9:16(縦長)が主流です。iMovieでは、「ファイル」→「新規App プレビュー」からアスペクト比を変更したプロジェクトを作成できますが、機能が限定されるため、本格的な縦型動画制作には他のツールを検討する価値があります。
よくある質問(FAQ)
「無料ツールでどこまでできるのか?」「商用利用のリスクは?」など、企業で動画制作を内製化する際に必ず挙がる疑問をQ&A形式でまとめました。ツール選びの迷いを解消し、安全かつ効果的に運用するための判断材料としてご活用ください。
Q1. iMovieは本当にビジネスで使えるレベルですか?
はい、用途を正しく選べば十分にビジネスで活用できます。社内向けマニュアル、簡易的な製品紹介、SNSコンテンツなど、「情報伝達」が主目的の動画であれば、iMovieの機能で対応可能です。ただし、ブランディング目的の高品質な動画や、複雑な演出が必要な動画には向いていません。 目的に応じてツールを使い分けることが重要です。
Q2. iMovieとAdobe Premiere Pro、どちらを選ぶべきですか?
「編集の自由度」と「利用環境」で判断してください。iMovieはMacに標準搭載されており、カット編集や基本的なテロップ入力が無料で行えますが、文字のデザインや配置の自由度は高くありません。社内向けの簡易報告動画ならiMovieで十分ですが、顧客に見せる品質(自由なテロップ演出、正確な色補正)を求めるなら、業界標準のAdobe Premiere Proが必須となります。まずはiMovieで試して、機能不足を感じたらPremiere Proへ移行するのが賢明です。
Q3. iMovieで作った動画に著作権の問題は発生しますか?
iMovieに内蔵されているBGMやエフェクトは、Apple製品で作成したコンテンツに限り商用利用が許可されています。ただし、外部から取り込んだ素材(BGM、画像、映像クリップなど)については、それぞれの利用規約を確認する必要があります。 商用利用する動画では、必ず著作権フリーまたは適切なライセンスを取得した素材を使用してください。
Q4. Windows PCではiMovieを使えますか?
いいえ、iMovieはApple製品専用のソフトウェアであり、Windows PCでは利用できません。WindowsユーザーでiMovieに近い使い勝手の無料ソフトを探している場合は、「Clipchamp」(Microsoft提供)や「DaVinci Resolve」(無料版)が代替となります。ただし、操作方法やインターフェースはiMovieとは異なります。
Q5. iMovieで作成した動画を4K画質で書き出せますか?
はい、4K書き出しに対応しています。ただし、前提として撮影素材自体が4Kである必要があります。また、4K書き出しには高いPCスペックと、書き出し時間も長くなる点に注意が必要です。YouTubeなどのプラットフォームに公開する場合、視聴環境によっては1080p(フルHD)で十分なケースも多いため、 用途に応じて最適な解像度を選択してください。
Q6. 動画制作にかかる時間の目安はどれくらいですか?
編集する動画の長さと複雑さによりますが、早くても「半日~1日」の時間を見込んでおくべきです。また、動画時間の長さによっては上記の時間で完成することもありますが、基本的には数日かかる場合が多いです。ただし、経験を積むことで、効率は大きく向上するでしょう。
【まとめ】iMovie活用は戦略設計が重要

動画編集アプリはさまざまありますが、ベースとなる編集機能はさほど大きな変化がありません。特別なエフェクトを使いたいとか、自動文字起こしをして迅速な動画編集をしたいなどの、動画編集を副業以上の業務として行わない限り、iMovieで十分にハイクオリティな動画を制作することができます。
また、スペシャルな機能をたくさん駆使したからといって必ずしもクオリティの高い動画に仕上がるとは限りません。自分の作りたいタイプの動画をよく観察し、どんな種類の動画をつくりたいかを細部まで研究することで技術がなくても質の高い動画をつくることができます。
どんなテクニックを使うかよりも「何を伝えたいか」から考えることで良質な動画を提供することが可能になります。
ビジネスで動画を活用するにあたり、今回ご紹介をしたiMovieなどの編集ソフトを活用した内製と外注を使い分けるのも一つのポイントになるかと思います。 以下に、社内制作と社外制作のメリット・デメリットをまとめていますのでご参考にしてみてください。

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監修者
渡邊 友浩(株式会社LOCUS 事業推進グループ チーフ)
2017年、動画制作・動画マーケティング支援を行うLOCUSに入社。営業としてBtoB/BtoC問わず累計80社以上の動画活用を支援。現在は事業推進グループとして、宣伝会議やデジタルハリウッドSTUDIOをはじめ、企業・団体向けセミナーで多数登壇。現場で培った経験をもとに、企業のYouTube活用やブランディング動画など、動画マーケティングの戦略立案と実践的な活用ノウハウを発信し続けている。




