ハウス食品グループ本社株式会社様のインタビュー

ハウス食品グループ本社株式会社様

リアルな仕事内容を伝える動画セミナーが、人材採用に効果を発揮しています

大正2年創業のハウス食品は、シチューやカレー、スパイスなど、家庭の食卓に欠かせない数々の商品を提供する日本の代表的食品メーカー。歴史と規模を誇るこの大手企業の人材採用活動でも、動画が重要な役割を果たしています。

会社の採用業務を一手に担う東京本社人事課の西山直人氏に、採用活動における動画の役割と効果についてお伺いしました。

目的

・東京/大阪の学生だけでなく、全国の学生に対して会社情報を具体的に伝えるために動画を制作し、HP上で配信したい

・営業職に興味を持っている学生に対して、営業職の仕事内容の理解を深めてもらいたい

・人材イメージである「ノボる人」を的確に伝えたい

効果

・入社の決め手、志望度が明確に上がるきっかけになった

・女性営業職の内定承諾率がUP

・求める人材を選考するスクリーニングの役割を果たした

はじめに、人事採用部門での動画活用のきっかけをお聞かせください。

西山氏:ハウス食品の広報活動の中で、人材採用のホームページが大きなウェイトを占めています。採用の広報活動は、合同説明会などで学生と接点を持ちながら会社の情報を伝えるのですが、弊社は東京と大阪が主な拠点のため、それ以外の地域が物理的にカバーしきれず、地方在住の学生とはどうしても接点が少なくなりがちです。そこで、全国的に会社の情報を詳細かつ具体的に伝えるために、動画をホームページ上で配信することにいたしました。
 

動画ではプレゼンテーションや紙の資料では表現が難しい、情報のニュアンスや温度感を伝えることができます。どのような表現・音楽・イメージで、という情緒を付加することで、見る人の理解をより深めることができるのが動画の良さだと思っています。

具体的にどのような場面で動画を活用されていますか?

西山氏:ハウス食品では、採用活動において複数の映像を活用しております。動画セミナーは、弊社に興味を持ち就職活動のプレエントリーを行った学生が閲覧できるようにしています。
 

そして、「動画セミナーで企業のことを把握した上でエントリーシートをお書きください」などと、あらかじめ伝えておきます。採用にはいくつかの段階があるのですが、選考段階が進み学生の就職志望が徐々に高まる中、反復して動画を見直す人も多くなるように感じます。
 

また、エントリーシート通過後の仕事紹介セミナー(自社説明会)など初期の段階では、実際にどのような仕事をしているのかを理解してもらうために、営業に密着した仕事紹介の動画を流します。その後、選考が終盤に差し掛かった最終選考前にも同じ動画を見る機会を与えているのですが、選考が進んだ段階では、自分が働く姿を想像しながら見てもらえるため、最初に見た時とは捉え方が変わっているのがわかります。
 

内定者のアンケートでも、「動画が非常にわかりやすかった」「入社の意欲が向上した」と好評です。

人事採用で活用された動画はどのような目的で作成されましたか?

西山氏:先ほどお話した営業職社員の密着映像については、ハウス食品の営業職に興味をもっている学生に、広く浅くではなく、ピンポイントの深い情報を伝える動画です。具体的にどんな仕事をしているのかを伝えるために、実際の職場に潜入した映像を配信したのです。営業という仕事に対する理解を深めていただきたいという意図がありました。
 

そして、もう一点。ハウス食品の求める人材イメージ「ノボる人」を的確に伝えたかった。「ノボる人」とは「自ら夢を描き、周囲を巻き込み、やり抜く人」です。従来の方法ではイメージがうまく伝えきれなかったのですが、会社の求める人材をより具体的に表現するために、モデルとなった女性社員の喜怒哀楽や紆余曲折も含めて映像で見せ、会社の描く「ノボる人」の像が伝わるように注力しました。

▼採用動画:私は全力で「ノボる人」。

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人事・採用活動で動画を使うことで、どのような効果がえられましたか?

西山氏:今回制作した動画を就職活動中の学生に対して使用したのは、今年(2016年度)が初めてでした。学生に動画を二度見てもらうと先ほどお話ししましたが、エントリーシートを通過した直後の一度目は、学生にとってもハウス食品は多数ある選択肢の一つでしかありません。一次、二次、三次の選考を経て最終選考へ進んだ学生には、社員との座談会の場で再び動画を見てもらいます。そのときは皆、食い入るように見てくれますね。
 

内定者にアンケートをし、「ハウス食品を選んだ決め手となった要因および志望度が明確に上がったのはどこか」という質問をしたところ、「セミナーで動画を見て」という声が少なくありませんでした。動画の主人公が女性だったためか、営業職の女性の内定承諾率も上がりました。「こんな風に活躍できる」「厳しいこともあるけれど仕事に対する覚悟ができた」など、学生の生の声を聞き、採用に動画を使用した狙いは達成できたと感じています。
 

仕事のよい面だけでなく、泥臭い面や辛い面なども包み隠さずに伝えた上での「ノボる人」なのです。そういう意味で、仕事に前向きなやる気のある人を選考するスクリーニングの役割も果たしています。

最後に、LOCUSの営業や制作に対する評価を率直にお聞かせください。

西山氏:私が現在の人事配属になる前からLOCUSさんと弊社はお付き合いがありましたが、実際に一緒に仕事をさせていただき、「安心感がある会社」という印象が強いですね。
 

こちらが考えていることを正確に汲み取ってもらえる点、非常に対応が早い点などが、安心できるポイントです。弊社からのざっくりとした要望でもきちんと意図を理解してもらえるのです。こういった細かなコミュニケーションの積み重ねが、LOCUSさんへの信頼となっています。
 

今後は違う方向でも人材採用のための動画を活用したいと思っていますが、ぜひ次回も制作にご協力いただきたいです。


ハウス食品グループ本社株式会社様の制作動画
【採用動画】私は全力で「ノボる人」。

ハウス食品グループ本社株式会社

ドリームエリアは、日本最大級の学校業務支援システム「マチコミ」や子ども見守りGPSサービス「みもり」を展開しています。 事業を通じて「子どもに教えておきたい不審者遭遇時の対処法」や「親として普段気を付けること」等の安全管理に必要な情報を始め、様々なお役立ち情報や地域固有の情報等を掲載し、地域を通してのコミュニケーションを活性化させ、 少しでも不審者等の問題が起こりにくい「街づくり」へのきっかけとなればと考えています。

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