CLIENT INTERVIEWS iCureテクノロジー株式会社様のインタビュー

iCureテクノロジー株式会社様

物理的な課題解決のため、会社のことを知ってもらう「一つの情報発信ツール」として制作をした採用動画とは?

コロナウイルスの影響もあり、国家資格者の採用において物理的な課題を抱えていたiCureテクノロジー。課題解決のため、動画を活用して自社に関する情報発信ができないかと考え、計7本の採用動画の制作を行いました。今回は、人財開発部の西川氏に、動画活用に至った背景や動画を制作するにあたり工夫した点などを伺ってきました。

貴社の紹介と、所属されている部署のミッション・業務内容について教えてください

人財開発部 部長 西川氏:iCureテクノロジーは、関東・関西を中心に鍼灸接骨院を52院展開しております。ただ鍼灸接骨院を運営しているのではなく、「健康寿命を延ばそう」というビジョンを掲げ、鍼灸接骨院を主軸に事業を行なっています。現在は、テクノロジーを使った事業も進めています。

 

私が所属しているのは人財開発部で、主なミッションは「採用」「教育」です。

 

 

 

貴社のビジネスにおける課題と、その解決策として動画を活用しようと考えた経緯をお聞かせ下さい

西川氏:国家資格者の採用において、去年はコロナウイルスの影響で学生に対面で会うということがほぼ無くなりました。今までは、各学校に行って学生に会うことで学生との接点を増やす、ということをしていたのですが、それができなくなった中で、「会社のことを知ってもらう仕掛けができないか」「動画で何か発信できないか」という考えに至り、動画の制作をしようと決めました。

 

 

 

LOCUSに動画制作をご用命いただいた決め手は何でしたか?

西川氏:最終2社まで絞り、金額感としてはもう1社の方が安かったのですが、弊社の代表がクリエイティブにこだわる方なので金額ありきでは判断しないという基準がありました。LOCUSさんから色々と動画のサンプルを見せていただきながら、「こういう動画を作ったらどうですか?」というご提案をもらっている中で、明らかに動画のクオリティが高いというところが決め手になりました。

 

 

 

 

制作進行時のエピソードとして、大変だったこと、印象に残っていることがあればお聞かせください

西川氏:一つは、実際に現場で活躍しているメンバーの子たちに動画に出演してもらうため、各メンバーのスケジュール調整の部分です。撮影は実際の店舗で行ったのですが、店舗がお休みの日に撮影を行わなければいけないため、その日に出演する社員や代表のスケジュールを合わせることに苦労しました。さらには、コロナの影響で一度、撮影を延期しなければいけないこともあり、そういったところでスケジュール調整が一番大変でした。

 

もう一つは、会社紹介動画において、当社が抱いているイメージを伝えるというところが非常に難しく、弊社とLOCUSさんのイメージの差を埋めていくことに、お力添えをいただいたことがすごく印象に残っています。こちら側からイメージを言葉で説明できれば良かったのですが、言葉で説明するのは難しく、色合いなども含めて、関係者がそれぞれ持っているイメージをどう表現したら伝わるのかなど、そのあたりが大変だったなと思います。

 

 

 

実際にそのようなやりとりをする中で、弊社のプロデューサーやクリエイターとのやりとりはいかがでしたか?

西川氏:撮影に来てくださったのはLOCUSの登録クリエイターさんでしたが、池田さん(LOCUSプロデューサー)が間に入って色々とやり取りをしてくださったのでとても助かりました。クライアントとクリエイターの間にLOCUSさんが入ってくださることで、我々が直接クリエイターさんに何かを伝えることはなく、伝達や調整はまとめて池田さんが行ってくださったため、非常にやりやすかったです。

 

 

 

動画を制作するにあたり、こだわった点を教えてください

西川氏:スタイリッシュに見せたい」という要望はずっと伝えており、色味や見せ方にはこだわっていました。また、学生が見た時にかっこいいなとか、なんかすごいな、と思ってもらえるような動画にしたいと思っておりましたので、座談会の動画では、誰にこれを言わせて、次は誰にこれを言わせて、というようにある程度、演出に仕込みも必要なのかなと考えていました。しかし、お打ち合わせをさせていただく中で、池田さんから「やりすぎると自然な感じが出なくなり、自社の魅力を十分に伝えることができなくなってしまうため、仕込みなどは無しにして自然な魅力を伝える方が良いのではないか」と言っていただきました。そういったアドバイスを聞いている中で、やはり動画内には、自然体な社員同士の会話や、普段通りの雰囲気みたいな要素があることで、より自社の魅力が伝わるのかなと思い、アドバイスをいただいた以降、「自然な見せ方」は一番意識しました。

 

 

 

 

他社と差別化するために、工夫した点があれば教えてください

西川氏:鍼灸接骨院の運営が主軸ですが、「何のためにそれをやるのか?」という時に、僕らはビジョンである「健康寿命を伸ばす」ために鍼灸接骨院の役割を考える、ということを行っております。最近では他の企業でも「健康寿命」という言葉を使っていますが、あくまでも僕たちは鍼灸接骨院は手段であり、目的は健康寿命を伸ばすこと、と考えております。「自分の仕事は何のためにやっているのか」と考えたときに、社員一人一人が心に思うことが違うとモチベーションも異なり、存在価値などにも違いが出ると思うので、「会社は何のために鍼灸接骨院をやっているのか」という部分にメッセージ性を持たせて、動画を通じて学生に見せることで、一人一人に正しい目的を伝えることができると思いました。

また、弊社が運営する鍼灸接骨院は、院内やオフィスの内装に凝っていますので、そういったところにも力を入れているという点を、動画を通じてスタイリッシュに見せることができるよう工夫しました。

 

 

 

制作した動画の活用方法を教えてください

西川氏:オンラインの説明会では画面共有をして動画を見てもらったり、対面で説明会を行う際にはパワーポイントで説明しながら途中で動画を流したりと、オンライン・オフライン問わずそれぞれの説明会で学生に動画を見てもらっています。また、動画をYouTubeにアップしてURLを送ったり、採用活動でLINEを活用しているので、LINEでも動画を共有したりと、学生との様々な接点で動画を見てもらうようにしています。

 

 

 

 

動画を活用することで、良かった点はありますか?また、動画を活用しはじめてからの変化があれば教えてください

西川氏:会社紹介動画は5分くらいの短い動画なので、説明会や会社見学に来てもらった際に、「会社の雰囲気はこういう感じです」と軽く見てもらったりと、どのような場面でも会社の雰囲気を伝えることができるようになりました。これまでは「会社の雰囲気ってどんな感じですか?」と聞かれても「みんな仲良いと思うよ」というような回答しかできなかったのですが、動画を制作してからは「こんな感じだよ」とか「代表もこんな雰囲気だよ」とか「僕らはこんなことを考えているよ」みたいなことを伝えやすくなったと非常に感じており、会社の雰囲気を知りたいという学生には自信を持って動画を見てもらうことができますし、本当に動画を作って良かったなと思っています。

 

 

 

今後はどのような動画活用を検討されていますか

西川氏:「店舗紹介」に関して、院内のバーチャル見学ができると良いのかなと思っています。学生が住んでいる場所の近くに店舗がある場合は、実際にお店に見学に来てもらい雰囲気などを見てもらうのですが、弊社の場合、北海道から沖縄まで様々な場所に住む学生の採用を行っているため、来店が難しい学生でも、いつでもどこでも店舗見学ができるような仕組みができれば良いなと思っています。

 

接骨院や鍼灸院は行ったことのない方が非常に多い業界なので、院の雰囲気や内装が見える「バーチャル見学」の仕組みがあると新規の患者さんの集客という点でも活用できるかなと思います。今はどちらかというと、採用活動のツールという位置づけで動画を活用していますが、集客ツールとして、いわゆるこれから来店されるお客様向けに動画を制作し、その動画を採用活動に使うということもできると思うので、今後はそういうことも考えていきたいです。

 

 

 

iCureテクノロジー株式会社様の制作映像

企業プロフィール

iCureテクノロジー株式会社
関東・関西を中心に、全国52院のiCure鍼灸接骨院を運営しています。柔道整復師、鍼灸師、そしてレセプションが1つの院というチームで、患者様お一人おひとりと向き合っています。鍼灸接骨院というカタチにとらわれることなく、「健康寿命の延伸」というビジョンを達成するために、企業向けの健康セミナー実施やスポーツ選手のトレーナー活動、「食」や「運動」とのコラボレーションなどにも取り組んでいます。また、テクノロジーを活用した新しい事業にも挑戦しています。

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