株式会社ヤナセ様のインタビュー

株式会社ヤナセ様

「いつでもどこでも」視聴できる、わかりやすさだけではなく"ヤナセらしさ"を意識したMBUX操作動画とは?

現場(販売拠点)からの声をきっかけに動画制作を決意。口頭での説明が大変な高機能ナビゲーションシステムの操作方法を、お客さまがいつでもどこでも確認できるように動画化し、動画のQRコードを記載したカードを店舗で配布したり、YouTubeに動画をアップするなど積極的に動画活用を進めています。今回は、CRMマーケティング課の町田氏と風間氏に、動画活用に至った背景や実際の効果などを伺ってきました。

(左)ヤナセ CRMマーケティング課 町田氏  (中央)同 風間氏  (右)LOCUS 髙橋

目的

・口頭で説明することが難しかった操作方法を動画にしたい

効果

・より理解を深めてもらえるツールになった
・社内からは好評で、他部門での活用も見られた
・お客様に勧めやすい上に、一つの話材としても役立っている

貴社の紹介と、所属されている部署のミッション・業務内容について教えてください

CRMマーケティング課 町田氏:弊社は、輸入車を取り扱い販売している会社です。メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、フォルクスワーゲン、ポルシェ、キャデラック、シボレー、さらに中古車の拠点を設けて、全国に約300拠点を展開しています。車を販売するだけでなく、アフターサービスにも注力していることが弊社の特徴でもあります。

私たちが所属するCRMマーケティング課は、多様化するお客さまとのコミュニケーションに柔軟に対応するために発足した課です。CRM(顧客関係強化)やMA(マーケティングオートメーション)を活用し、お客さまとの良好な関係を築くため、プラットフォームの構築を推進し、主にデジタルマーケティングの強化に力を入れています。

貴社のビジネスにおける課題と、その解決策として動画を活用しようと考えた経緯をお聞かせ下さい。

CRMマーケティング課 風間氏:今回、動画を活用することになったきっかけは「現場からの声」でした。支店の販売課長から「MBUX操作動画を用意してほしい」という具体的な要望をもらったことから、動画を制作することになりました。私たちもデジタルマーケティングを行っている中で、YouTubeなどの活用を検討していたので「(動画や静止画などの)撮影素材を持っておきたい」という動画制作のニーズがマッチしました。

町田氏:今回、動画を制作していただいたMBUX(Hi,Mercedesと話しかけるだけで起動する対話式音声認識機能などを有するインフォテイメント・システム)の操作方法は、納車の際に細かく説明しますが、説明を聞いて帰られても、いざと言う時に操作方法を思い出せず、改めて問い合わせされる方がいらっしゃいました。このような状況を解消する方法として、「いつでもどこでもMBUX操作方法が確認できる動画が最適」ということになりました。

風間氏:加えて、今回動画化したMBUXの操作が口頭で説明するにはとても大変なので、動画を見ていただいた方が、理解しやすいのでは、ということで「動画」を選択しました。

LOCUSに動画制作をご用命いただいた決め手は何でしたか?

町田氏:動画制作はこれまで何度か取り組んでいたのですが、今回は既存でお取引のある企業様と、LOCUSを含め初めてお声かけした企業様の中で検討しました。

 

 

風間氏:実際には約5社に提案をお願いしました。「お客さまに見ていただくMBUX操作動画」というテーマでご提案いただいた中で、LOCUSの「コーヒーメーカーの使い方の事例動画」のイメージが、私たちの求めているMBUXの操作動画に近いことが比較検討の際に決め手となりました。

また、今回担当していただいたクリエイターの石川さん(LOCUS登録クリエイター)が「メルセデス・ベンツ好き」ということもLOCUSを選んだ理由の1つでもあります。最終的には、石川さんのメルセデスへの熱い思いが動画の素晴らしさに反映されたので、あの時クリエイター選びに重きをおいて良かったなと思っています。

そして、契約締結まで営業担当の髙橋さんには、私たちからの問い合わせに迅速かつ丁寧にご対応いただきました。

今回制作することになったのはMBUXの操作動画なのですが、今後さらにYouTubeの展開なども考え、継続的にお付き合いできる企業様を選びたいという話をしていたので、総合的に判断した上で決定しました。

動画を制作するにあたり、こだわった点を教えてください。

町田氏:どのような「動画」にしたら良いのか私たちに具体的なイメージはありませんでしたが、「ヤナセらしさ」「メルセデスらしさ」「カッコよさ」を表現したいということは軸にありました。元々はMBUXの説明動画として1本の動画を制作することを想定していたのですが、髙橋さんから「動画は分割した方が見やすいですよ」というアドバイスをいただきました。

例えばユーザー(動画の視聴者)が「目的地設定」だけを確認したい場合、1本の長い動画だとそこから「目的地設定」の部分を探し出さなければならないため、ユーザーにとって使いづらい動画になってしまいます。使いやすく飽きない動画にするために短めの動画を複数本制作し、ユーザーが見たい部分だけが見られるようにするという考えは、とても参考になるアドバイスでした。

風間氏:ブランディングはとても意識しました。「メルセデス」というブランドイメージは崩したくなかったですし、その中で「ヤナセ」をしっかりと訴求したいという気持ちがありました。

<オープニング>

<エンディング>

※制作した動画はヤナセ様のサイトよりご確認いただけます↓
https://www.yanase.co.jp/mercedes-benz/mbux/

制作進行時のエピソードとして、大変だったこと、印象に残っていることがあればお聞かせください。

 

 

町田氏:大変だったことは台本作りです。MBUXの操作マニュアルはありましたが、実際にマニュアルに記載されている内容をそのまま動画の台本にすると違和感があり、実車で操作しながら解りやすいセリフを考えました。

風間氏:撮影の当日はショウルームの展示車で撮影準備をしていました。撮影の途中で展示車には走行実績がなく、GPSを認識しなかったためMBUXが正しく動作せず撮影する車を変更しました。私たちの確認不足だったので、「一からの撮り直しは難しい」と言われても仕方がないと思っていたのですが、クリエイターの石川さんが「全部撮り直しましょう!」と言ってくださり、最終的には当初予定していた1日で無事に撮影を終えることができました。また、石川さんがMBUXの操作に関わらない部分の動画も積極的に撮影してくださったので、それが動画全体のクオリティに繋がったと思います。

制作した動画について、社内外からの反響はどうでしたか?

町田氏:初稿納品時から社内での評判はとても良かったです。役員からも「こういう動画が欲しかったんだよね!」と言ってもらえました。

<実際に店舗で配布しているカード>

風間氏:あとは、お店のスタッフブログがありますので、そこにもMBUXの操作動画を案内しています。また、動画を掲載しているサイトのQRコードを印刷した名刺サイズのカードを制作し配布しました。元々この動画制作は販売拠点のための施策でしたが、今ではアフターサービス部門とレンタカー部門でも動画を活用しプラスの効果が見られました。

動画を活用することで、ビジネス課題の解決はできましたか?動画を活用しはじめてからの変化があれば教えてください。

町田氏:今回制作した動画はYouTubeチャンネルでも公開していますが、「いつでもどこでも」皆さんに見ていただけるので勧めやすいですし、一つの話材としても役立っています。内容もわかりやすく、時間がない時でも見られるので、既にメルセデスにお乗りの方にも、より理解していただけるという利点があります。

風間氏:今回の制作により、YouTubeを活用したデジタル施策の拡大に向け大きな一歩となりました。

今後はどのような動画活用を検討されていますか

風間氏:今回の動画はあくまでも、車を購入された方が視聴する内容だったので、今後は購入に繋がるような動画の制作も検討していければと思っています。

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■全てのサービス操作動画はこちらからご覧いただけます
(※ヤナセ様のサイトに遷移します)
https://www.yanase.co.jp/mercedes-benz/mbux/
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 ※インタビューを実施するにあたり、コロナ対策を実施した上で、写真撮影時のみマスクを外しております。

 


株式会社ヤナセ様の制作動画
「MBUX」操作動画

株式会社ヤナセ

1915年創立。メルセデス・ベンツやアウディ、BMWなど8ブランドを取り扱うマルチブランドディーラーとして、全国に300拠点を超えるネットワークを展開。全国に展開する唯一の輸入車ディーラーとしてお客さまのカーライフをサポートしている。

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