株式会社労務行政様のインタビュー

株式会社労務行政様

安定したクオリティ(品質)と制作進行が実現した、クライアント向けのeラーニングコンテンツ開発事例

労政時報をはじめとした、企業の人事部門をサポートする多様なソリューションを提供している株式会社労務行政。 全コース延べ10万人が受講した「労務行政eラーニング」として、動画を活用したサービスも提供されています。 教育領域における動画事業の立ち上げやコンテンツ開発の難しさ、今後の方向性など、同社eラーニング事業部部長の倉品様、桐生様にお話を伺いました。

(左)eラーニング事業部 桐生氏 (右)eラーニング事業部部長 倉品氏

目的

・社内で制作した動画はクオリティ面で満足いただけていなかったので、クオリティにこだわった動画を作りたかった

効果

・クオリティの高い動画を提供することができたので、お客様から好評を得ることができた

弊社への依頼内容について

倉品氏:「労務行政eラーニング」という事業を展開しておりまして、その教材の動画を制作していただいております。
管理職や中堅社員を対象とした階層別研修やテーマ別のコンプライアンスやハラスメント、メンタルヘルス研修など、企業の社員教育としてお客様に、eラーニングをご活用いただいております。

今回の動画制作を検討するに至った背景、課題を教えてもらえますか?

倉品氏:eラーニングの事業は2018年にスタートしました。
原稿などを制作するノウハウはあったため、初めは社内で動画制作をしておりました。しかしお客様に提供した際、映像のクオリティ面でご満足いただけないということがあったんですよね。

例えば、当時のものは機械音声を使用しておりました。今の機械音声はクオリティも上がってきていますが、当時はまだ商品として使用するには厳しいところがあり、音声が気になるといったことや、動画のビジュアル面でも、もう少し見やすくしてほしい、などのご意見をいただきました。

そこで、新たにハラスメント教育のコースを立ち上げる際に、クオリティにこだわった教育動画を作りたいよね、という話になり、動画の制作会社にお願いできないかなと探し始めました。

LOCUSに動画制作をご用命いただいた決め手は何でしたか?

倉品氏:御社に決めた理由としては、クオリティとスケジュールの面が大きいです。

クオリティに関しては、HPで紹介されている事例を拝見して決めました。制作していただいたハラスメントの動画は、ちょうどパワハラ防止法が施行されるのに合わせて作ろうとしていたのですが、動き始めたのが法改正の内容が決まる前でした。

作りながら法改正の内容が決まるという状況だったので、その内容を反映させたものをお客様に提供できるように、スケジュールや体制を組んでいただけたことは、決定の大きな決め手になりましたね。

正直、費用面に関しては他社とそこまで変わらなかったのですが、実績やクオリティ、納期を守っていただける体制への安心感から、LOCUSさんに依頼させていただきました。

制作した動画について、社内外からの反響はどうでしたか?

倉品氏:パワハラ防止法が施行されるタイミングだったのですが、コロナウイルスが流行し始めた時期でもありました。社員研修を実施したいけれどもできない、というのがお客様の状況でしたね。そうした時に、クオリティの高い動画を非常にタイムリーな形で提供することができたので、お客様からは大変ご好評をいただきました。

実際、モニターの方にリリース前にご意見をいただいていたのですが、動画の評価はとても高かったです。

どの企画も社名を覚えて頂くという意味ではインパクトが重要という前提で、3つの企画をご提案させていただきましたが、最終的にはかなり振り切った企画にお決めいただいた際は、少し驚いた覚えがあります。

LOCUSに継続的に相談していただいている理由を教えてください

倉品氏:初回の制作時に決めた要因と同じく、クオリティと体制の部分が非常に大きいですね。あと制作を進めている際にもらえる、フィードバックの質が高いことも要因の一つです。

例えば、初稿でお出しいただいた際に、弊社の用意した原案が、部分的に修正されていることがありました。その際もデザインの観点から、修正している理由を説明してくれるので、デザインのプロの方に見ていただけているという安心感がありますね。他にも、この部分の表現はこうした方がわかりやすいんじゃないですか?という提案もあり、結果的にクオリティが高い動画に仕上がっているのだと思います。

 

桐生氏:(e-ラーニングの動画は)シリーズものなので、最初の方に出てきた図表がまた出てくることもあるんですね。我々としては忘れてしまっている時もあるんですが、「前に出ていた図表と後から出てくる図表に関して連続性を持たせた方が見やすいですよ」などのコンテンツ全体を俯瞰して、視聴者が見やすくなるための提案をしてくれるんです。

自分たちだけだと内容の正しさに意識が集中してしまうので、そうしたコンテンツ全体を通じたデザイン的な観点から、アドバイスをいただけるのはありがたいと感じています。

現状抱えている課題などがございましたら教えてください

桐生氏:現状、弊社のコースは長いものが多いです。一方で、これから色々な人が気軽に勉強できる場となるコースを提供していくのであれば、もう少し短めのサクッと見られるものや、強弱のある動画も必要かなと。そのような動画は、研修だからといって肩肘張らずに視聴できるコンテンツになるのではないかなと、個人的には考えています。

会社からの指示で見ている人に対しても、勉強していて楽しいな、心地良いなと感じる動画はどういうものなんだろうっていうのは日々作りながら考えています。そのようなアイデアについても、是非アドバイスをいただきたいですね。

今後はどのような動画活用を検討されていますか

倉品氏:活用場所はeラーニングになりますが、コンテンツの種類は拡充させていきたいなと考えています。やはりそこでこだわりたいのは、クオリティです。かつ、その上で数を増やしていきたいですね。なので、新しい活用方法というよりは、クオリティを担保して数を増やしていく方法を模索しています。

その点に関しても今後LOCUSさんの知見を借りて積極的に取り組んでいきたいなと思っているので、動画コンテンツ開発に関するアドバイスを頂きたいと思っています。


株式会社労務行政

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