
パーソルテンプスタッフ株式会社 研究開発事業本部 R&D企画室 窪山 佑梨氏

LOCUS担当コンサルタント 川口 有蘭
・ 『Chall-edge』のブランド認知度が低い
・ YouTubeチャンネルは開設していたが、戦略的な運用ができていなかった
・ 約1か月の調査・分析でYouTube上の課題と解決策を再整理
・ アプローチしたい視聴ターゲットに向けてコンテンツを開発
・ 上記を踏まえた動画を制作とVSEO対策実施
・ 理科学分野の仕事や取り組みに、興味を持っていただく機会が増えた
・ 運用開始当初より、登録者数は438人→5,300人に増加、視聴回数は1.74倍増加、インプレッション数は2.18倍増加
・ 本来届けたい層への適切なアプローチを実現
・ 社内において、動画を活用した情報発信の価値やコンテンツマーケンティングの重要性の理解が進むなど副次的効果も創出
日本最大級の人材サービス企業グループとして、企業と働きたい人をつなぐ「人材派遣」を中心に、さまざまな人材関連サービスを提供しているパーソルテンプスタッフ様。同社が提供する「Chall-edge(チャレッジ)」は、ライフサイエンス・食品・化学・電気・エネルギーなど、あらゆる分野の研究開発をサポートする、研究開発職を中心とした理系人材に特化したサービスブランドです。同サービスブランドでは、認知度の向上に課題を抱えていました。
その解決策の一つとしてYouTubeチャンネルの運用を開始したものの、視聴回数が伸び悩むなど、思うように成果につながらない状況が続いていました。そこで、施策の目的やゴールを整理し、戦略的に運用していく必要性を感じたことをきっかけに、ご相談をいただきました。
今回は、研究開発事業本部の窪山氏に、YouTubeチャンネル運用の背景から、戦略の見直しによる変化、支援を通じて得られた成果や率直なご感想についてお話を伺いました。
理系をゆるく楽しむチャンネル『Chall-edge』
https://www.youtube.com/channel/UC-6BFROGSRnObiqwq7GQH1A
学生から社会人まで、研究職としてのキャリアに伴走するという志のもと、気軽に・楽しく・分かりやすく学べるコンテンツを届けることを大切に、研究職に興味を持つきっかけを一人でも多くの方に届けたいと考え当チャンネルを運用。

窪山 佑梨氏 / パーソルテンプスタッフ株式会社 研究開発事業本部 R&D企画室
ー 元々はどういうきっかけでYouTubeを始められたのでしょうか?
窪山氏 背景として2つの課題がありました。
1つ目が、パーソルテンプスタッフと聞くと事務職の派遣においてはすごく知名度が高いのですが、私が所属しているような部署で展開している理科学分野や研究開発に特化したサービスを展開しているということにおいては、まだまだ認知度が低いという課題がありました。
2つ目は、理科学分野という専門性の高い領域を扱っていることから、一般的な求人広告であったり、Web広告、ウェブサイトだけでは、魅力の訴求や仕事内容を具体的イメージを持たせてして伝えることが難しいという課題です。当時は、サービスブランド『Chall-edge』としてのウェブサイトや、理系の働き方を考える研究所『リケラボ』というオウンドメディアの運用、ウェブサイトの告知やイベント情報をお知らせするSNS(X, Facebookなど) を運用していて、動画を使って何かするということはやっていない状況でした。
これらの課題を抱える中で、動画は具体的なイメージが伝わりやすく、かつこれまでリーチできていなかった層にリーチできる可能性があると思ったことから、YouTubeチャンネルを活用した認知活動が有効なのではと考えました。
ー LOCUSに依頼をする前は、YouTubeにおいてどのような課題を感じていましたか?
窪山氏 2020年の12月からYouTubeチャンネルを開設していたんですけれど、手探りの状態でトレンド寄りの動画をただ作って投稿するというのを継続するに留まっていました。認知向上を目的に置いていたのですが、そこに繋げるための戦略的な運用ができていないことに課題を感じていました。
そのため、動画制作そのものに加えて、YouTubeチャンネルを活用したマーケティング施策としての運用を強化していきたいと考えるようになりました。
ー LOCUSにはどのような経緯でご相談いただいたのでしょうか。また依頼の決め手は何だったのでしょうか。
窪山氏 本当に偶然でした。先ほど述べた課題感から、動画マーケティングに知見のある企業に相談したいなと考えて、戦略設計から運用まで知見があり、伴走いただけるパートナーさんを探していました。様々な企業を調べたりウェビナーに参加したりしていたんですけれども、そこで偶然LOCUSさんがウェビナーを開催してくださっていて、そこに参加したことがきっかけでした。
ウェビナーを視聴した後、まさに求めていた戦略的なチャンネル運用をしてくださるパートナーに出会えたと思いました。のちに個別の連絡をいただいて、すぐに相談の連絡をさせていただいたと記憶しております。
ー 複数コンペだったと思いますが、そんな中でLOCUSを選んでいただいた理由をお聞きしてもいいですか?
窪山氏 具体的にいうと、いっぱいあるんですけど、LOCUSさんはどういう会社なのか調べていた時に、豊富な実績とかノウハウに期待感を抱きました。
また実際にも、相談してから提案いただくまですごい短い期間だったにも関わらず、我々の事業内容や目的をしっかり理解した上で実行可能な提案をしていただけたことから、今まで行っていた単なる動画制作ではなく、戦略設計から伴走していただけるだろうなとしっかりイメージができました。
出していただいた策も幅の広さを感じて、効果的にPDCAを回せるイメージが持てたというのが主な理由です。もう期待しかなかったです。

川口 有蘭 / 株式会社LOCUS コンサルタント
ー LOCUSが行ったYouTube支援の概要を教えてください。
コンサルタント川口 まずは、1〜2ヶ月かけて戦略立案を行い、その後は、新規ユーザーの獲得を目的とした施策の実施、都度の改善支援を伴走させていただきました。
戦略立案フェーズでは、すでに別会社さんで約 2年間ほど運用されている状態でもあったので、LOCUSとしては、初回分析というステップを踏みました。チャンネル・コンテンツ分析を行い、これまで運用されてきた中での良かったこと、逆に効果があまり見られなかったものがどういった動画なのか整理していきました。さらに、市場・競合分析で、マーケットの傾向や特徴、視聴者のニーズを見極め、チャンネルが⽬指していくべきコンテンツの⽅向性を明らかにしていきました。
最終的には、認知拡大という目的を踏まえて、現状のチャンネルの状態やトレンドなど見た上で、最もパーソル様のアセットが活きる方向性を整理し、チャンネルの運用方針を確定させていただきました。

< 実際にご提出するレポート >

ー LOCUSの初回分析と提案を受けていかがでしたか?印象的だったことはありますか?
窪山氏 自分たちでYouTubeをやっていたときには、最善の方法がわからなかったんです。
初回分析をしていただいて、自分たちでは気づけないことが明らかにしていただいたのは印象的でした。当時、競合が動画活用やYouTubeチャンネルの施策に取り組んでおらず、何をベンチマークとすればいいのか分からない中、よく目にしていたちょっと面白い方向に振り切った「あるあるネタ」のような動画を自社でも作っていました。
しかし市場調査の結果を見ると、アプローチしたい層(求職者)が求めている情報と実際の発信内容の間にはギャップがあり、funnyではなく、interestな面白さが求められていたんです。そこに気づけたのは大きかったです。そのギャップを踏まえて、どうやって発信していけばいいか、効果的な伝え方を明らかにしていただくなど、具体的なアドバイスをいただけたことがすごく印象に残っていますし、それが良い結果に繋がったのではないかなと思っています。
ー 今回のプロジェクトを振り返り、成果だと感じることを教えてください
窪山氏 定量的な成果としては、登者数は438人→5,300人に増加、視聴回数は1.74倍増加、インプレッション数は2.18倍増加するなど、チャンネルの状態がよくなっているように感じています。
定性的な成果として大きかったのは、動画を通じて理科学分野の仕事や当事業部のサービスや取り組みに、興味を持っていただく機会が増えたことです。入社後のオリエンテーションで、「YouTubeチャンネルをやってるんですけど、知っていますか?」という質問をした際に、「知っています」「この動画見ました」などといったお声をいただく機会が増え、今まで情報を届けられなかった理科学分野に興味を持つ方に届いていることを実感しています。
また、動画を活用した情報発信の価値やコンテンツを使ってマーケティングをしていくことの重要性の理解が、社内においても進んできたのかなと感じるような場面もあり、副次的な効果もあったように思います。
ー LOCUSに依頼して良かったと感じたことはありますか?
窪山氏 課題に対して、具体的な改善案を1つではなく複数いただけたのがとても助かったなと思っています。
企業として発信する以上、単に面白くバズらせるというよりは、大事にしたい世界観や、使いたい言い回しがあるんです。その様々な要望に対しても細やかに対応していただいて、伴走で支援していただいたことがすごく良かったです。また、定期レポートで、現状を細かく把握してすぐに改善に動けるのはすごく満足だったなと思っています。
ー ご支援の中で何か意識していることはあるんですか?
コンサルタント川口 バズりを重視し、エンタメ系のコンテンツに振り切る企業様もおられますが、今ではYouTubeは単純に面白いものを見たい方もおられれば、勉強として見たい方、情報収集として活用される方など、非常に多様な使われ方をしていると思います。
そのため、トレンドをそのまま取り入れることも重要ですが、あくまでも企業チャンネルではあるので、企業の魅力と視聴者のニーズがマッチするコンテンツを見極めるように心がけています。
ー LOCUSのYouTubeコンサルティングは、どのような会社におすすめだと思いますか?
窪山氏 YouTubeを利用して認知を拡大したいという目的がある、人材業界や採用活動においてYouTubeを活用したい企業の方にはお勧めだしたいなと思います。
動画を作るだけではなく、マーケティングとしてYouTubeを活用したい企業にとっては、LOCUSさんの支援というのは非常に有益だなと感じていますし、そもそも何をどうすればいいのか入り口で悩んだり迷っている方は、しっかり整理から入ってくださるので、まず相談することから始めていただければ間違いなく道は広がっていくと確信してお勧めしたいと思っています。
ー 今後の展望やYouTubeで取り組んでいきたいことはありますか?
窪山氏 理科学分野で働くことについての魅力の発信や、もっと突っ込んで理系人材のキャリア支援に役立つような情報発信を、『Chall-edge』からまだまだしていきたいと思っています。
それが、サービスブランドの認知拡大に繋がると思っていて、YouTubeチャンネルをそのコミュニケーションの場として成長させていきたいと個人的には考えています。
ー その中でLOCUSに期待することについて教えてください
窪山氏 元々YouTubeを続ける予定で提案だいていたことがあって、ニーズの移り変わりがある中、実際の研究者や研究施設への取材を行うような企画をやりたいと思っていました。LOCUSさんには、そういった変化を細やかにキャッチして企画に反映させてくれるということを期待していますし、そのような取り組みを中長期的な目でやっていただきたいなと思っています。
コンサルタント川口 窪山さんがおっしゃるように、実は、YouTubeで理系に踏み込んだコンテンツがそこまで多いわけじゃないのですが、私も実際にご一緒する中で、改めて理系の分野を勉強して、面白いことやもっと知ると興味が持てることが、まだまだいっぱいあるんだな思いました。その辺りのコンテンツの先駆者として、パーソルさんが走っていかれるところに、弊社も伴走してご一緒できると嬉しいなと思います。
担当コンサルタント川口からのコメント
クライアント様が抱く理想や想いに寄り添い、動画・SNSの企画から運用、改善まで多角的なアプローチでご支援しています。本プロジェクトでは、潜在的な課題や目的を深く掘り下げ、密なコミュニケーションを通じてチャンネル方針を共に構築いたしました。全体戦略の見直しからアナリティクスを用いた細部の改善まで、窪山様をはじめとするチームの皆様と伴走できたことに深く感謝しております。今後も、お客様と同じ未来を見据え、理想の実現に向けた施策を共に形にする「最良のパートナー」を目指してまいります。
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