LOCUSブログ

catch-img

コンセプトムービーとは?活用事例・作り方のポイント・費用相場を詳しく解説

「コンセプトムービーを作りたいが、何から決めればいいのかわからない」という担当者は少なくありません。コンセプトムービーは、企業や商品が大切にしている考え方や開発の背景を映像で伝える動画で、価格や機能の比較だけでは差がつきにくい市場で効果を発揮します。この記事では、コンセプトムービーの定義と活用シーン、業界別の事例、差別化を生む作り方の手順、表現手法ごとの費用相場までをまとめて解説します。

目次[非表示]

  1. 1.コンセプトムービーとは
  2. 2.コンセプトムービー制作事例(LOCUS制作実績)
  3. 3.差別化を生むコンセプト動画の作り方のポイント
  4. 4.コンセプトムービーの費用相場(表現手法別)
  5. 5.コンセプトがしっかり伝わる動画を制作しましょう

コンセプトムービーとは

コンセプトムービーとは、企業の理念やビジョン、商品・サービスに込めた想いといった、目に見えない概念を映像で伝える動画です。スペックや価格を訴求する商品紹介動画とは異なり、その商品がなぜ生まれたのか、何を大切にして事業をしているのかという背景を描く点が大きな特徴です。

コンセプトへの共感を入口にして、購入や応募、問い合わせといった行動を促すところまで設計していきます。

コンセプト動画がブランディングに効果的な理由

コンセプト動画がブランディングに効くのは、映像・音楽・言葉を組み合わせて論理ではなく感覚で企業の価値を伝えられるからです。テキストや静止画では表現しきれない空気感や温度感を、わずか数十秒で届けられます。

また、一度制作したコンセプト動画は、コーポレートサイト、採用ページ、展示会、SNS、社内研修など多面的に展開できる「資産」となります。短期的な広告効果ではなく、中長期的なブランド価値の蓄積に寄与する点が大きな強みです。

コンセプトムービーの活用目的

企業がコンセプトムービーを制作する目的は、大きく3つに分けられます。

商品・サービスの差別化

機能やスペックが横並びになりやすい市場では、開発の背景や込めた想いを伝えることで、価格以外の選ばれる理由をつくれます。

採用活動での共感醸成

企業理念やビジョンを重視する求職者に向けて、働く環境や仕事内容だけでなく、言葉では伝わりにくい考え方や会社が大切にしている価値観を映像で具体化し、応募前の共感を獲得します。

インナーブランディング

社員総会や周年イベントで上映し、会社の方向性を社内に浸透させる用途で使われます。リモートワークが広がり、理念が共有されにくくなった企業ほど、この使い方を選ぶ傾向があります。


コンセプトムービーの活用シーン

具体的な活用シーンとしては、次のようなものが挙げられます。

新商品・新サービスのローンチ時には、発表前のティーザーとしてSNSYouTube広告で公開し、認知と期待を一気に高めます。

新卒・中途の採用活動では、説明会やナビサイトのエントリーページに掲載し、応募前の段階で会社の雰囲気や考え方を伝えます。

株主総会や社員総会では、経営方針の発表前に上映し、抽象的な方針を映像でかみ砕いて伝える役割を持たせます。

展示会やイベントのブース集客では、ループ再生で足を止めてもらい、その場の説明につなげます。


コンセプトムービー制作事例(LOCUS制作実績)

ここからは、会社の想いやコンセプトを伝える、企業のコンセプトムービーの事例をご紹介します。

事例1:NECビジネスインテリジェンス様(事業紹介型)

NECビジネスインテリジェンス様が手掛ける消防事業の認知を目的にしたコンセプト動画です。「全ての人々の命と安全を守る」という事業テーマを軸に、事業の社会的な意義が伝わる動画を制作しました。

複数の社員インタビューを1本の軸で繋いで構成し、それぞれの立場から事業への思いを語ってもらうことで、企業の考え方を伝えています。撮影にはハンディカメラを使用し、現場の臨場感を演出することで、事業や社員の魅力が伝わる仕上がりになっています。


制作実績の詳細はこちら


事例2:ハウセット様(商品コンセプト型)

不動産・建設業を営むハウセット様の住宅ブランド「Towaie」のコンセプト動画です。全てのカットをイラストで描き起こし、暮らしのイメージまで含めて伝える動画を制作しました。そこで暮らす家族の生活感をイラストで描くことで、機能だけでなく住んだあとの暮らしまで想像できる構成にしています。アニメーションだからこそ表現できる、液状化への対策のような目に見えにくい安心材料も、わかりやすく描いています。

制作実績の詳細はこちら

事例3:株式会社パートナーズ様(採用ブランディング型)

不動産・建設業を営むパートナーズ様の採用コンセプト動画です。合同説明会のように多くの企業が一度に並ぶ場では埋もれやすいという課題があり、その課題に対して、採用コンセプトを一目で伝えるインパクトのある映像を制作しました。

合同説明会などのイベントやナビ媒体での放映を想定し、テンポ感を意識した構成にしています。効果音とタイポグラフィを組み合わせることで、ブースの前を通り過ぎる求職者の足を止めるアイキャッチとして機能する仕上がりです。 


制作実績の詳細はこちら

事例4:株式会社NTTデータグループ様(企業理念訴求型)

NTTデータ様の企業理念に基づく「社会デザイン活動」を伝えるコンセプト動画の事例です。社会デザインという概念は抽象度が高く、実写だけでは将来像まで説明しきれない課題に対して、アニメーションでコンセプトを具現化することで理解を促す動画を制作しました。
社会デザインが実現した未来の風景をアニメーションで描くことで、現状ではまだ形になっていない構想を視聴者がイメージできる構成にしています。 

制作実績の詳細はこちら

事例5:株式会社コトブキ様(商品PR型)

遊具メーカーであるコトブキ様の新遊具のコンセプト動画です。完成した遊具を見せるだけでは、開発にかけた思いや子どもたちが遊ぶ場面までは伝わりにくいという課題があり、その課題に対して、製作の過程と実際に遊ぶ様子の両方を見せる動画を制作しました。

前半の会議シーンは画角とエフェクトでエモーショナルに見せ、後半の遊ぶシーンはドローンや一人称視点など複数の撮影手法を組み合わせています。音楽とカット割りを一致させることで、子どもたちが生き生きと遊ぶ様子を感覚的に伝える仕上がりになっています。 

制作実績の詳細はこちら


差別化を生むコンセプト動画の作り方のポイント

中身があり、コンセプトがよく伝わる動画を作るには、次の5つのポイントに沿って企画を固めることをおすすめします。

ターゲットを一人の人物像まで絞る

「20代から40代の女性」のような広い設定では、誰の心にも刺さらない映像になります。業種や役職といった属性だけでなく、その人が今何に悩んでいるかまで具体的に想像しましょう。「挑戦できる環境を探している20代の求職者」「技術力を重視するBtoBの決裁層」のように、人物像を一段階具体的にするだけで、後工程の判断基準がはっきりします。

伝えたい内容を一文のコアメッセージに絞る

ターゲットが決まったら、その人に何を届けたいかを一文で言い切ります。先の例なら「挑戦を歓迎する社風を伝えたい」「技術力への誇りを感じてもらいたい」のような一文です。説明すると長くなるコンセプトほど、動画に落とし込む前に圧縮しておく必要があります。ここが明確であるほど、伝えたいことがストレートに受け手に伝わります。伝えたい要素を欲張って詰め込むと、視聴後に何も印象に残らない動画になるため、1本の動画では1つのメッセージに絞るという前提で、削れる要素は削っておきましょう。

表現手法を機能ではなく情緒で選ぶ

実写なら社員インタビューや現場の空気感、アニメーションなら世界観の可視化など、伝えたい感情に合わせて手法を決めます。技術トレンドだけで3DCGやフルアニメーションを選ぶと、予算だけが膨らんでしまいます。

音楽・効果音・ナレーションのトーンを世界観に合わせる。

世界観やブランドイメージを左右するのは映像だけではありません。BGMや効果音(SE)、ナレーションの声質やトーンも、視聴者が受け取る印象を大きく左右します。視覚と聴覚の両方から自社らしさを設計しておくと、仕上がりに一貫した世界観が生まれます。


コンセプトムービーの費用相場(表現手法別)

コンセプトムービーの費用は、表現手法によって大きく変わります。

制作スタイル

特徴

費用目安

実写

自社オフィスや社員を中心に撮影し、低コストで始めやすい

50万~150万円

実写+グラフィック

実写にテロップやモーショングラフィックスを加え、情報を整理しやすい

100万~200万円

フルプロダクション(ロケ撮影・プロキャスト・MA(音響効果)・カラーグレーディングまでを含む)

プロの俳優とスタッフによる本格的な撮影で、TVCM水準の仕上がりになる

300万~

2Dアニメーション

イラストやキャラクターの動きで、抽象的な内容も親しみやすく描ける

50万~150万円

フルアニメーション

1枚ずつ描き込む滑らかな動きで、実写にない世界観を作り込める

300万~


費用の振れ幅は、尺・演出手法・撮影日数・出演者数・ナレーション・音楽制作などが大きく影響します。なお、ここで紹介した費用は制作会社や仕様によって変動するため、複数社から見積もりを取って比較するのが前提になります。

表現手法と費用感の方向性が見えたら、次は実際の企画に進む段階です。豊富な制作実績を持つ会社に相談すると、自社の課題に対してどの表現手法が合うか、概算費用とあわせて具体的な提案を受けられます。


コンセプトがしっかり伝わる動画を制作しましょう

似たような機能やサービスが並ぶ市場では、価格や性能だけで選ばれる理由を作るのが難しくなっています。コンセプトムービーは、その状況で企業やブランドの考え方を映像に変え、選ばれる理由を作るための手段です。機能面では差別化が難しい業種ほど、動画で世界観を伝える効果は大きくなります。

コンセプトが伝わる動画は、プロモーションだけでなく採用活動でも力を発揮します。今回紹介した事例のように、事業紹介にはインタビュー中心の実写、抽象的な理念や完成前の商品にはアニメーションなど、業界や目的に応じた表現手法を選ぶことが、伝わる動画への近道です。

一方で、差別化ポイントの言語化やターゲットの絞り込み、表現手法の選定は、自社だけで判断を進めるのが難しい工程でもあります。LOCUSでは、豊富な制作実績から蓄積したノウハウをもとに、企業ごとの課題に合わせたコンセプトムービーをご提案しています。費用感や表現手法に迷う段階からでもご相談いただけますので、お気軽にお問い合わせください。



▶︎ コンセプト動画制作のご相談はこちらから


「動画制作の料金相場」資料ダウンロード


本資料には、動画制作にかかる費用を事例付きで記載しています。また、目的別に、それぞれの相場感を具体的に紹介していますので、動画制作のご検討に、ご活用ください。

< この資料でわかること >
・目的別動画制作1本あたりの相場
・動画の費用の変動要素

監修者
渡邊 友浩(株式会社LOCUS 事業推進グループ チーフ)

2017年、動画制作・動画マーケティング支援を行うLOCUSに入社。営業としてBtoB/BtoC問わず累計80社以上の動画活用を支援。現在は事業推進グループとして、宣伝会議デジタルハリウッドSTUDIOをはじめ、企業・団体向けセミナーで多数登壇。現場で培った経験をもとに、企業のYouTube活用やブランディング動画など、動画マーケティングの戦略立案と実践的な活用ノウハウを発信し続けている。

動画制作について

Youtubeについて

新着記事

CONTACT

ビジネスに最適解な動画制作を
動画制作・動画マーケティングをご検討の方は、お気軽にご相談ください

動画に関することならお気軽にご相談ください。
お見積もり依頼も可能です

サービスやノウハウを知りたい方は
ぜひご一読ください

お電話でのお問い合わせはこちら

平日10:00~18:00(土・日・祝日を除く)


関連記事


タグ一覧


サービス

▼動画コンサルティング・制作サービス

▼YouTubeコンサルティングサービス


セミナー

\ 随時開催中 /


株式会社LOCUS
公式YouTubeチャンネル