LOCUSブログ

catch-img

インナーブランディング動画とは?効果と作り方・活用事例5選を解説

「企業理念を掲げているのに、現場まで浸透していない」「社員のエンゲージメントが下がっているが、何から手をつければよいかわからない」。こうした悩みを抱える経営者や広報・人事の担当者は少なくありません。テキストの社内報や朝礼だけでは、理念やビジョンを社員一人ひとりの自分ごとに変えるのは難しいものです。

そこで導入が進んでいるのが、インナーブランディング動画です。映像と音声で経営トップの熱量や社員のリアルな声を届けることで、文字だけでは伝わりにくい企業文化の温度感を組織全体に共有できます。リモートワークや拠点分散が進むなか、組織の一体感を保つ手段として多くの企業が取り入れています。

この記事では、インナーブランディング動画の効果や種類、作り方の手順から、効果測定の考え方、外注時の制作会社の選び方までを解説します。予算や制作期間つきの制作事例5選も紹介するので、社内での検討材料としてご覧ください。

この記事でわかること

  • インナーブランディング動画が理念浸透に効果的な理由と、動画の主な種類
  • 得られる3つのメリット(エンゲージメント向上・社内コミュニケーション活性化・採用への波及)
  • 効果を高める作り方の手順と、効果測定の考え方
  • LOCUSの制作事例5選(予算・制作期間つき)と、外注時の制作会社の選び方


目次[非表示]

  1. 1.インナーブランディング動画とは?
  2. 2.インナーブランディング動画の種類と活用シーン
  3. 3.インナーブランディング動画のメリット
  4. 4.効果的なインナーブランディング動画の作り方・進め方
  5. 5.インナーブランディング動画の効果測定
  6. 6.LOCUSのインナーブランディング動画制作事例5選
  7. 7.インナーブランディング動画を外注する際のポイント
  8. 8.まとめ

インナーブランディング動画とは?

インナーブランディング動画とは、自社の従業員を対象に、企業理念やビジョンを共有し、会社への誇りや愛着を深めることを目的とした映像コンテンツです。まずは基本的な考え方と、動画という手段が理念浸透に向いている理由を整理します。

インナーブランディングとアウターブランディングの違い

インナーブランディングとは、企業理念や経営ビジョン、行動指針といった自社の価値観を社員に浸透させ、組織の一体感を育む取り組みです。顧客や取引先に向けた対外的な発信(アウターブランディング)とは対象が異なり、社内の従業員が主なターゲットになります。

なぜ重要なのか。社員が理念を理解し、自分の業務と結びつけて行動できなければ、どれだけ優れた戦略を掲げても現場で実行されないからです。リモートワークや拠点分散が進む今、同じ方向を向くチームとしての意識を保つことは、以前より難しくなっています。

両者の違いを整理すると次のようになります。

比較項目

インナーブランディング

アウターブランディング

対象

自社の従業員

顧客・取引先・求職者

目的

企業理念の浸透、エンゲージメント向上

認知拡大、売上向上

主な手段

社内報、研修、動画、社内イベント

広告、PRSNS、コーポレートサイト

効果が表れる期間

中長期的

施策によっては短期的

成果指標の例

離職率、エンゲージメントスコア

売上、認知度、問い合わせ数

インナーブランディングは即効性のある施策ではありませんが、社員の意識変革を通じて組織力を底上げする基盤になります。

動画が理念浸透に向いている理由

インナーブランディングの手段は社内報や研修などさまざまですが、そのなかで動画は理念浸透に特に適したフォーマットです。映像と音声を組み合わせることで、テキストだけでは伝えきれない感情や空気感まで届けられます。

経営層が自らの言葉でビジョンを語る動画では、表情や声のトーンから本気度が伝わります。文字で読む「お客様第一」と、経営者が現場のエピソードを交えて語る「お客様第一」とでは、受け手の納得感が大きく変わります。動画には、抽象的な理念に感情の重みを加え、記憶に残す力があります。

動画がインナーコミュニケーションで評価されている点は、調査からも読み取れます。Jストリームが社員を対象に実施した調査では、動画による情報提供が「わかりやすさ」「正確さ」「隙間時間で利用できる」「記憶に残る」といった点で高い評価を得ています(株式会社Jストリーム「社内コミュニケーション動画の活用実態」)。わかりやすく正確でありながら、タイムパフォーマンスにも優れる点が、動画が選ばれる理由といえます。

いつでも同じ品質で再生できることも動画の強みです。拠点が複数ある企業やリモートワークを導入する企業でも、伝達品質にばらつきが出にくくなります。朝礼や対面研修のように伝える人のスキルに左右されず、全社員に均一な体験を届けられます。

主なインナーブランディング手法と動画の特徴を比較すると次のとおりです。

手法

感情伝達力

情報の均一性

繰り返し視聴

制作コスト

テキスト社内報

低い

高い

可能

低い

対面研修・朝礼

高い

伝達者に依存

不可

中程度(人件費)

ポスター・スライド

やや低い

高い

可能

低い

動画

高い

高い

可能

中~高い

動画は他の手法よりコストがかかりがちですが、感情伝達力と情報の均一性を両立できます。一度作れば繰り返し使えるため、長期的には投資に見合う施策になります。


インナーブランディング動画の種類と活用シーン

インナーブランディング動画と一口に言っても、目的やターゲットによって適した形式は変わります。代表的な種類を押さえておくと、自社の課題に合うものを選びやすくなります。

主な6つの種類

インナーブランディングでよく制作される動画は、次の6タイプに整理できます。それぞれ目的と活用シーンが異なります。

種類

主な目的

活用シーン

トップメッセージ動画

経営ビジョン・方針の共有

全社会議、期初、定期配信

ビジョン・ブランドムービー

理念の世界観を表現

周年イベント、キックオフ

社員インタビュー動画

現場の声で共感を生む

社内ポータル、新入社員研修

ドラマ・ドキュメンタリー動画

理念を物語として体験させる

周年式典、入社研修

キックオフ・イベント映像

士気向上と一体感の醸成

社内イベント冒頭

サービスマインド醸成動画

自社らしさ・接客姿勢の共有

研修、エントランス上映


自社の目的が「経営方針を全社に伝えたい」ならトップメッセージ動画、「新入社員に文化を早く馴染ませたい」なら社員インタビューやドラマ形式、というように、課題を起点に選ぶと方向性が定まります。

社員に視聴されやすい動画のテーマ

作る側が伝えたい内容と、社員が見たい内容にはズレが生じることがあります。前述のJストリームの調査では、社員が今後も視聴したい動画として「会社の方針や決算」「社内研修」「トップメッセージ」などが上位に挙がりました(株式会社Jストリーム「社内コミュニケーション動画の活用実態」)。

何から着手すべきか迷う場合は、まず経営方針やトップメッセージから始めるのが有効です。社員の関心が高いテーマから配信することで、初回の視聴率を確保しやすくなります。


インナーブランディング動画のメリット

導入を検討する際、決裁者が押さえておきたいメリットを3つに整理します。効果は段階的に表れ、理念浸透から始まり、エンゲージメント向上、組織文化の強化へとつながっていきます。

従業員エンゲージメントの向上と離職率の低減

トップメッセージや社員インタビューで企業の価値観を共有すると、社員一人ひとりがこの会社で働く意義を再確認できます。感情を伴ったメッセージは組織の結びつきを強め、離職率の改善につながる可能性があります。近年は就職・転職市場でも理念やビジョンを重視する人が増えており、価値観の共有は定着率に直結する要素になっています。

社内コミュニケーションの活性化

他部署の取り組みや遠隔地で働く仲間の姿を動画で紹介すると、部署や拠点の壁を越えた相互理解が進みます。リモート勤務の社員にとっては、顔の見えるコミュニケーションが心理的な孤立感を和らげる効果も期待できます。

採用活動とオンボーディングへの波及

インナーブランディング動画は、求職者が入社前から企業の価値観をイメージする手段にもなります。入社後の研修で創業ストーリーや企業文化を動画で伝えれば、新入社員の帰属意識を早期に育て、入社後のミスマッチ防止にも役立ちます。社内向けに作った動画が、そのまま採用広報の資産になるケースも少なくありません。


効果的なインナーブランディング動画の作り方・進め方

インナーブランディング動画は作れば効果が出るものではありません。企画・構成・配信の3段階を事前に設計することで、効果を高められます。ここでは実践的な進め方を解説します。

企画前に5W1Hを整理する

動画づくりで最初にやるべきは、企画の骨組みを言葉にすることです。目的(なぜ作るのか)を起点に、誰に・何を・いつ・どこで・どのように伝えるかを整理しておくと、方向性がぶれません。

  • なぜ(Why):解決したい課題は何か。理念浸透か、エンゲージメント向上か
  • 誰に(Who):全社員か、新入社員か、特定部門か
  • 何を(What):伝えるメッセージの核心
  • いつ・どこで(When/Where):配信のタイミングとチャネル
  • どのように(How):形式や演出

最初に決めるべきは「なぜ作るのか」です。目的が曖昧なまま形式や演出を先に決めると、伝えたいことがぼやけた動画になりがちです。目的を絞り、1つの動画で1つのことを伝える意識を持つと、社員の記憶に残りやすくなります。

ターゲット社員とメッセージの設計

同じ理念でも、届ける相手によって語り方は変わります。ターゲット別にメッセージを設計すると、視聴者が自分の業務に置き換えて考えやすくなります。

ターゲット

主な目的

伝えるメッセージの例

推奨する形式

全社員

経営ビジョンの共有

中期経営計画の方向性、今期の重点テーマ

トップメッセージ、ビジョンムービー

新入社員

帰属意識の早期醸成

創業ストーリー、企業文化、先輩の体験談

ブランドストーリー、社員インタビュー

管理職・リーダー層

部下への理念伝達力の向上

現場での判断基準、マネジメント方針

ケーススタディ、ディスカッション形式

特定部門

部門横断の相互理解

他部署の取り組み、成功事例の共有

ドキュメンタリー、プロジェクト紹介


メッセージを固める際は、経営層だけで決めず、現場のマネージャーや一般社員にもヒアリングするとよいでしょう。社員が実際に知りたいことや、日常業務で迷いやすい点を把握しておくと、一方的な発信ではなく実感に寄り添った内容に仕上がります。

共感を生むストーリー構成と演出

メッセージが定まったら、次はどう伝えるかの設計です。社員の共感を生む鍵は、抽象的な理念を具体的な場面に落とし込むことにあります。

たとえば「顧客志向」という理念をそのまま語っても、社員は自分の業務に置き換えにくいものです。現場の社員がどんな場面で顧客志向を発揮しているのか、具体的なエピソードとして描くことで、視聴者は自分の日常と結びつけて理解できます。理念そのものより、理念が体現された一場面を見せる構成が効きます。

誰の視点で語らせるかも、共感度を左右します。経営の方向性は経営層が語ると説得力が増し、日々の実感は同じ立場の社員が語ると自分ごとになりやすくなります。伝えたいメッセージが方針なのか現場の体験なのかによって、語り手を使い分けると届き方が変わります。演出面では、BGMやテロップで理解を助けつつ、作り込みすぎて現場のリアルさが損なわれないバランスを意識します。

配信設計と社内への届け方

どれだけ良い動画を作っても、社員に見られなければ効果は生まれません。企画段階で配信方法と視聴環境まで設計しておくことが欠かせません。

配信チャネルには、社内ポータル、ビジネスチャット、メール配信、社内SNS、全体会議や研修への組み込みなどがあります。重要なのは、社員が普段接する情報の導線上に動画を置くことです。普段使わないツールにアップしても、わざわざ見にくる社員は限られます。

見られる状態をつくるうえで、動画の尺も重要な要素です。社内はチャットやメールで情報が溢れており、長い動画は最後まで見られない傾向があります。Jストリームの調査では、社内コミュニケーション動画は3分以内が適切とする回答が多く、長くても15分以内が目安とされています(株式会社Jストリーム「社内コミュニケーション動画の活用実態」)。トップメッセージなら3〜5分、社員インタビューなら1本2〜3分程度にまとめ、シリーズ化して定期配信すると視聴が続きやすくなります。

社内向けの動画にも届け方の工夫が欠かせません。動画のタイトルやサムネイル、配信時の告知文を整えるだけで、開いてもらえる確率は変わります。作って終わりにせず、社員の目に触れ、クリックしたくなる状態まで設計することが大切です。


インナーブランディング動画の効果測定

インナーブランディング動画は成果が見えにくく、効果測定に悩む担当者は少なくありません。測定は大きく2つの軸で考えると整理しやすくなります。動画がきちんと届いて見られているかを測る軸と、理念への共感や意識の変化を測る軸です。まずは配信するだけで取得できる視聴データから確認し、そのうえで意識の変化をサーベイで捉えると、負担なく始められます。

視聴データは「再生されているか」「最後まで見られているか」で切り分ける

視聴データは配信すれば自動で取得でき、効果測定の入り口として取り組みやすい指標です。見るときは2つの問いに分けると、原因を特定しやすくなります。そもそも再生されているか、そして最後まで見られているか、です。

再生数が伸びないなら、届け方に課題があります。社内周知が不足しているか、タイトルやサムネイルが目を引いていない可能性があります。一方、再生はされているのに途中で離脱されているなら、内容や尺に原因が考えられます。冒頭が退屈だったり、動画が長すぎたりしていないかを見直します。

この切り分けができると、次に何を改善すべきかが明確になります。届け方の問題なのか、中身の問題なのかを分けて考えることが、改善の第一歩です。

効果はサーベイで測る

視聴データが届き方を教えてくれる一方、理念浸透やエンゲージメントの変化そのものは再生数だけでは測れません。エンゲージメントサーベイや社内アンケートを使い、配信の前後で社員の意識がどう変わったかを確認します。理念への共感度や、会社への愛着に関する設問を用意しておくと、施策の効果を定点で追えます。サーベイは設計や回収に手間がかかるぶん、視聴データより深い変化を捉えられます。動画は施策の一部であり、成果は他の取り組みとあわせて総合的に判断する視点も必要です。


LOCUSのインナーブランディング動画制作事例5選

インナーブランディング動画が実際にどう作られ、社内で活用されているのか。LOCUSが手がけた事例のなかから5つを紹介します。事例1・2は社員向けの理念浸透を目的に制作したもの、事例3〜5は研修・採用・対外発信など別の主目的を持ちながら、ビジョンや価値観の共有という点でインナーブランディングに通じる事例です。自社の課題に近いものを検討の参考にしてください。

事例1:大和リビング株式会社様

業界・業種

不動産・建設

動画の用途

インナー向けブランディング動画

制作スタイル

実写

予算目安

要問い合わせ

制作期間

要問い合わせ

活用場所

社内イベント・研修

社員向けのインナーブランディングを目的に制作した動画です。企業理念をドラマ形式で描くことで、社員が自分ごととして受け止めやすくなるよう工夫しました。楽曲はオリジナルで制作し、映像にカラーグレーディングを施すことで感情に訴える仕上がりとし、理念への共感と誇りを育む設計にしています。

理念は言葉で伝えるだけでは浸透しにくいものです。ドラマという感情に寄り添う形式を採ることで、視聴後に自社で働く意味を再確認する体験を提供できます。キックオフイベントや入社研修、周年式典など、社内の節目での上映に適した動画です。

▶ 制作実績の詳細はこちら


事例2:パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社様

業界・業種

Webサービス・IT・ソフトウェア

動画の用途

社内キックオフイベント用オープニング映像

制作スタイル

実写

予算目安

50万円〜

制作期間

1ヶ月〜

活用場所

社内イベント

社内キックオフイベントの冒頭で上映するための映像です。部署が目指す方向性を示し、社員一人ひとりが自分たちは何をすべきかという納得感を持てる内容にこだわりました。BGMや効果音で高揚感を演出し、イベント本編への期待と参加意識を高める構成にしています。

冒頭を映像で始めることで、会場の空気を引き締め、チームとしての一体感を高められます。50万円台・1ヶ月という取り組みやすさもあり、年次イベントに向けた施策として継続活用しやすい事例です。

▶ 制作実績の詳細はこちら

事例3:株式会社ソラシドエア様

業界・業種

レジャー・飲食・サービス(航空)

動画の用途

サービス紹介動画・マニュアル動画

制作スタイル

実写

予算目安

300万円〜

制作期間

2ヶ月〜

活用場所

社内研修

ソラシドエアらしさを社員に伝えるサービスマインド醸成の動画です。用途としては研修・マニュアル向けに制作したもので、自社のサービス哲学や接客姿勢を映像で表現し、テキストのマニュアルでは伝わりにくいブランドの空気感を届けることを目的としました。実写にイラストを組み合わせるなど、楽しみながら視聴できる工夫も施しています。

理念浸透そのものを狙った動画とは主目的が異なりますが、自社らしさを映像で定義するという点はインナーブランディングと通じます。接客・サービス業では、ブランドの価値観が体現されているかが顧客体験の差につながるため、動画による継続的な共有が有効です。

▶ 制作実績の詳細はこちら

事例4:マニュライフ生命保険株式会社様

業界・業種

金融

動画の用途

採用インタビュー動画

制作スタイル

実写

予算目安

100万円〜

制作期間

1ヶ月〜

活用場所

Webサイト・YouTubeチャンネル・展示会・セミナー

CEOが自らの言葉で会社のビジョンを語る動画です。用途としては採用向けに制作したもので、シンプルなインタビュー構成ながら、トップが直接メッセージを発信することで、組織の方向性と価値観を力強く伝えられます。

主目的は採用ですが、経営トップがビジョンを語る形式は、方向性を伝えるうえで参考になる構成です。1ヶ月・100万円台という現実的なコストで制作できるため、メッセージ発信のツールとして取り入れやすい点も特徴です。

▶ 制作実績の詳細はこちら

事例5:クオールホールディングス株式会社様

業界・業種

教育・医療(調剤薬局)

動画の用途

ビジョンムービー

制作スタイル

アニメーション

予算目安

200万円〜

制作期間

2ヶ月〜

活用場所

Webサイト・YouTubeチャンネル・展示会

グループが掲げる未来の調剤薬局のビジョンとDXの取り組みを訴求したビジョンムービーです。用途としては社内外のステークホルダー全般に向けて制作したもので、将来像を具体的なテクノロジーやケーススタディを交えて説明しています。イラスト制作からアニメーション演出まで細部にこだわりました。

社内向けに限定した動画ではありませんが、ビジョンを抽象的な言葉ではなくケーススタディで具体化する手法は、社員が自社の未来をイメージするうえでも参考になります。社内外の双方で使える点も特徴です。

制作実績の詳細はこちら


インナーブランディング動画を外注する際のポイント

インナーブランディング動画は、自社で制作する方法と、制作会社に外注する方法があります。どちらが適しているかは、目的とフェーズによって変わります。

決まった用途の動画を量産したい、スピードとコストを重視したいという場合は、自社での制作が向きます。一方、理念を伝えるブランドムービーのように、品質と第三者の視点が成果を左右する動画は、外注が向いています。トップメッセージやドラマ形式の理念動画は、企画力と演出力が問われるため、専門会社の知見を活かす価値が高い領域です。ここでは外注する場合のポイントを解説します。

依頼前に決めておくこと

外注を成功させるには、制作会社に任せきりにせず、自社で先に整理しておく項目があります。以下が曖昧なまま依頼を進めると、完成した動画が期待とずれてしまいます。

  • 動画制作の目的(何を解決したいのか)
  • 主なターゲット(全社員向け、新入社員向け、特定部門向けなど)
  • 伝えたいメッセージの核心(理念の浸透、エンゲージメント向上、組織文化の共有など)
  • 想定する形式(トップメッセージ、社員インタビュー、ドキュメンタリーなど)
  • 配信チャネルとスケジュール
  • 予算の目安

特に、目的と成果のイメージを言葉にしておくことが、制作会社とのやり取りを円滑にします。良い動画を作りたいという漠然とした依頼では、制作会社も提案の方向を定められません。この動画を見た社員にどう行動を変えてほしいか、まで考えておくと理想的です。

制作会社選びの5つの評価ポイント

制作会社を選ぶ際は、映像の見栄えだけでなく、次の観点で総合的に評価することをおすすめします。

評価ポイント

確認すべき内容

注意点

企画力

ヒアリングの質、提案の具体性、課題理解の深さ

おしゃれな映像を提案するだけでなく、課題から逆算できるか

制作実績

インナーブランディング動画や社内向け動画の制作経験

CM制作が得意でも、社内向けの経験が少ない場合は注意

コミュニケーション体制

担当者の対応スピード、進行管理の仕組み

窓口のディレクターと直接やり取りできるか

運用支援の有無

納品後の効果測定、改善提案、シリーズ制作への対応

作って終わりでなく、運用まで伴走してくれるか

費用の透明性

見積もりの内訳が明確か、追加費用の条件

一式とだけ記載された見積もりには注意

動画は納品されて終わりではなく、配信後の検証と改善を重ねてこそ成果につながります。単発の制作だけでなく、中長期のパートナーとして伴走してくれる制作会社を選ぶことが、投資対効果を高めるうえで重要です。


まとめ

インナーブランディング動画は、企業理念や経営ビジョンを社員の自分ごとに変えるコミュニケーション手段です。映像ならではの感情伝達力と情報の均一性により、テキストだけでは届きにくい理念浸透の深さを実現します。

  • 動画は感情を伴って理念を伝え、社員の意識変革を促す手段になる
  • エンゲージメント向上・社内コミュニケーション活性化・採用への波及が期待できる
  • 企画前に目的を軸に5W1Hを整理し、ターゲットに合わせて設計する
  • 効果はサーベイで測り、視聴データは「再生されているか」「最後まで見られているか」で切り分ける
  • 目的に応じて自社制作と外注を使い分け、配信・運用まで含めて計画する

企画や制作の方向性に迷う場合は、実績を持つ専門会社に相談するのも有効です。LOCUSでは、累計2,000社以上の動画制作を支援してきた知見をもとに、企画から運用まで伴走します。インナーブランディング動画をご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。


▶︎インナーブランディング動画のご相談はこちらから

「LOCUS 会社概要」資料ダウンロード

株式会社LOCUSの動画制作・動画活用コンサルティング、YouTubeチャンネルコンサルティング、シニアードなど、会社や事業全般に関して説明をしている資料です。

<こんな方にオススメです>
・これから動画制作・広告配信を依頼しようと考えている
・動画活用について課題を持っている
LOCUSの強みや特徴を知りたい
・動画制作実績を知りたい

監修者
渡邊 友浩(株式会社LOCUS 事業推進グループ チーフ)

2017年、動画制作・動画マーケティング支援を行うLOCUSに入社。営業としてBtoB/BtoC問わず累計80社以上の動画活用を支援。現在は事業推進グループとして、宣伝会議デジタルハリウッドSTUDIOをはじめ、企業・団体向けセミナーで多数登壇。現場で培った経験をもとに、企業のYouTube活用やブランディング動画など、動画マーケティングの戦略立案と実践的な活用ノウハウを発信し続けている。

動画制作について

Youtubeについて

新着記事

CONTACT

ビジネスに最適解な動画制作を
動画制作・動画マーケティングをご検討の方は、お気軽にご相談ください

動画に関することならお気軽にご相談ください。
お見積もり依頼も可能です

サービスやノウハウを知りたい方は
ぜひご一読ください

お電話でのお問い合わせはこちら

平日10:00~18:00(土・日・祝日を除く)


関連記事


タグ一覧


サービス

▼動画コンサルティング・制作サービス

▼YouTubeコンサルティングサービス


セミナー

\ 随時開催中 /


株式会社LOCUS
公式YouTubeチャンネル